昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

北海道旅行No.11 利尻島の絶景スポット「姫沼」

2010年08月20日 | 北海道の旅
7/16 北海道旅行3日目、8:10に利尻島へ到着、8:30前に鴛泊港近くのレンタカー会社を出発しました。

いよいよ利尻島観光のスタートです。



鴛泊港から東に進んだ鴛泊湾の海岸に利尻昆布が干してありました。

意外に小さな昆布ですが、天日干しには絶好の晴天です。

向こうにペシ岬が見え、まさに利尻島の風景です。



利尻島の地図で、今回は赤い字の「鴛泊港」「姫沼展望台」「姫沼」を訪れました。

島の一周は、レンタカー会社のお奨めで、時計回りで走りました。

利尻島を一周すると約60Kmあり、時計の文字盤をイメージして現在地を確認すると、走るとペースが分かり易いと教えられました。



姫沼入口から急な舗装道路をひた上る途中からの展望がとてもよく姫沼展望台と名付けられています。

一周道路から姫沼方面に右折し、急な坂道を進むと道路脇に駐車場があり、立寄りました。

北西方向のはるか向こうに「ペシ岬」が見え、「姫沼展望台」の標識がありました。



「姫沼展望台」にあった案内図です。

左手に「ペシ岬」「夕日ヶ丘」、右手に北海道本島の「ノシャップ岬」「サロベツ原野」とあり、その間には「礼文島」「サハリン」が見渡せる場所のようです。

しかし、柵で囲まれた展望台の周囲には木が茂り、視界は大きくさえぎられていました。



「姫沼展望台」から見えた「ペシ岬」で、山の上に灯台も見えます。

「ペシ岬」の左手向こうに小さな「夕日ヶ丘」が見え、沖には「礼文島」の島影が広がっています。

「鴛泊港」には先程下船した「フィルイーズ宗谷」が見え、8:40の出発の直前だったようです。



姫沼の駐車場から歩いて行くと吊橋形式の「想い出橋」がありました。

木が茂って見えませんでしたが、橋の下から小さな滝のような水音が聞こえいました。



姫沼の湖畔に環境省の案内板に「姫沼探勝路案内」と書かれた地図(右が北です)がありました。

駐車場からオモベツ川を渡る「想い出橋」を渡り「姫沼」に向う道が描かれています。

「姫沼」の周囲には所要約20分の「姫沼探勝路」が造られ、姫沼の湖畔から見える「ポン山」などへ至る道もここから分岐しているようです。

■環境省の案内板にあった説明文です。
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「利尻礼文サロベツ国立公園」
姫沼と探勝路
大正6年に、点在する小沼と湧き水を利用して造られた湖で、ヒメマスを放流したことから名付けられました。
原生林に囲まれた湖面には「逆さ富士」が映り、静寂な森のなかに幻想的な風景を作り出しています。
一周約1Kmの探勝路では、梢を飛び交う野鳥の姿も多く、美しいさえずりが絶え間なく聞こえてきます。
北麓野営場に至る「ポン山姫沼探勝路」は、雄大な自然林の中を草花を楽しみながら歩く、自然豊かなコースです。
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湖面に美しい緑が映える「姫沼」です。

妻は、感激してさっそくスケッチを始めています。



「姫沼」の南方向の景色です。

運が良かったら利尻富士が見え、湖面に逆さ富士も映る方向と思われますが、まったく曇って見えません。



右手に広がる南西方向の景色です。

向こうに「小ポン山」と思われる山が見え、こちらはよく晴れています。



「姫沼」の周囲をめぐる「姫沼探勝路」を途中まで歩いてみました。

美しい水辺の木道が続き、気持の良い散策でした。



視界が開けた「姫沼探勝路」から見た南西方向の美しい景色です。

最も期待していた「利尻富士」の絶景スポットに来て、見えなかったのが非常に残念でした。