加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成27年 凧・絆プロジェクト1

2015年02月22日 | 3・11 凧絆プロジェクト

「3.11 スマイルカイトアクションの準備」とタイトルに表示しましたが、昨年までのタイトルを継承する意味合いから「凧・絆プロジェクト」と改称いたしました。
 

先日、以前から付き合いのあった金沢市学童保育のグループから電話があった。
「3.11が近づきましたが、今年は何か計画をしていますか?昨年の9月14日に内灘海岸で揚げた震災復興の連凧を今年の3月8日の日曜日に揚げたいのですが、手伝ってもらえませんか」という内容でした。
その連凧は、2015年3月の東日本大震災で被害を受けた方々を励ますためと復興を祈念するものです。
夏休みに学童の児童が熱い教室で一生懸命「桜」の絵や児童の思いをこめた絵を描き100枚の連凧に仕上げたもので、9月14日金沢市連絡協議会主催の凧揚げの行事で披露したものでした。

(2014年9月14日の内灘海岸での連凧揚げ)
その行事には報道が数社取材に来ていたので、取材をお願いしたのですが揚げる時間帯と取材の時間が合わず取材してもらえなかった。
「2011年の出来事は3月にだけ取上げられる遠い昔の出来事になったのかしら」と指導員の方は肩を落としていたことが印象的でした。」
2012年にはヒマワリの絵を描いた連凧を作ったのですが、昨年は児童達と桜の絵柄の連凧を新調しただけに思い入れもあったのでしょう。
今年は松任の徳光海岸で揚げたいと意気込んでいたので、その気持ちに共感して協力することにしました。

コメント