加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成30年 3.11 凧・絆プロジェクト(1)

2018年02月28日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年2月27日  凧・絆プロジェクトの連凧の文字を決めました。
今年はDハウスのCMで「AI=愛」、AUのCMでは「金から愛」が放映されていましたので、今年の文字は「愛」としました。

パソコンで作成したものをプリントアウトし、文字の裏面に両面テープを貼り丸く切り取りしました。


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垂れ幕凧の新調(4)

2018年02月23日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年2月 蛍光緑のポスターから―が入荷したとのことで取りに行き、早速垂幕の文字に色入れををしました。
出来上がった色相に納得できなかったので、再度加筆をすると色相も良くなりました。







今回新調した垂れ幕は日本の文字の下部に日章旗を書いたので長さが8.5mとなりました。
三角トップ+垂幕+吹流しで全長は11m位になります。
今まで飛揚できた風速はおよそ5m以上であったと思います。
三角TOPはゲリラカイトの構造に近く、凧に反りを付けてないので風が弱くなると降下してしまいますが強い風では安定して飛揚してくれます。

この垂れ幕凧を各所の凧揚げ大会で飛揚させていても、マスコミは取り上げてくれたことはありません。
最初は物珍しく見ていたのですが、最近は見向きもしない人が多くなりました。
人々の記憶からあの震災の記憶が無くなりつつあるのかも知れません。
人々の記憶が風化しないようにこれからも、この垂れ幕凧を飛揚させていきたいと思っています。

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垂幕凧の新調(3)

2018年02月21日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年2月 垂幕の文字の色入れは蛍光緑以外は完了しましたが、蛍光緑のポスターカラーがまだ店に入荷していないので、垂れ幕の両横に補強のための糸を入れました。

今回使用している紙はビニール入りの障子紙なので破れには強いので、折り曲げて糊付けしただけで強度はあると思っています。
心配なのは垂れ幕が長いので揚げているときに他の凧の揚げ糸に絡まると破れる恐れがあり両横に糸を入れて補強することにしました。

糸を入れ、ボンドで糊付けをして折り返し接着し、補強が完了しました。

(補強糸入れ)

(補強糸入れ)

垂幕の上部と下部には3mmφのグラスファイバーを巻き付け糊付けしました。

(上部の補強)

(下部の補強)


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垂幕凧の新調(2)

2018年02月16日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年2月 垂幕の文字に色を入れました。
今日は蛍光オレンジと蛍光ピンクの2色を入れました。
色を塗っているときはとても明るくて良い色だと思っていたのですが、塗った色が乾くと若干薄くなりました。


(蛍光オレンジの文字入れ)

(蛍光ピンクの文字入れ)

蛍光グリーンはお店に無く取り寄せてもらうことにしましたが、先日からの雪害で入荷の予定がたたないので、待つしかありません。
その間にも色々な作業があるので慌てることもないかとのんびり待つことにしています。
ただ、平昌オリンピックが開催されているので、テレビも気になり長時間凧作りが出来ません。
「日本がんばれ!」
メダルがかかった競技には思わず力が入ります。

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垂幕凧の新調(1)

2018年02月15日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年2月 3月11日まで後1か月を切りました。
今回、凧絆プロジェクトの垂幕を新調することにしました。
垂幕凧を製作したのは、あの東日本大震災のあった2011年(平成23年)でした。
その年から毎年機会あるごとにこの垂幕凧を揚げていましたが、失速して水没したり、強風による劣化で破れをその都度補修していましたが、このままでは大きく破損し、修復できなくなる恐れがあるのでこの際に新調することにしました。

(今までの垂幕凧)
TOPの三角凧は高さ90cm、幅140cmあります。
垂幕には『「東日本大震災」みんなで がんばろう! 日本』と書いあります。
幅44cmで長さは約8mあります。文字は縦横30cmの大きさです。

ロール巻の強化紙を半分に切断し台紙を作り、元の垂幕の文字を写し取りました。

(ロール紙の切断)

(破損し、補修した跡)

(破損し、補修した跡)

(文字の書き写しが完了)

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