加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

干支(羊)凧の制作(1)

2014年11月29日 | 凧の制作
干支の凧作りは平成13年の巳年から始まりました。
各地の凧揚げ大会に参加した時に凧友の方からその年の干支を書いた凧を頂くことが何度もありました。
全国各地には郷土の凧がありその形の中で大入りと大書した字型の中に干支が可愛く書かれたものがありました。
浜松凧の会の長老の方々と懇意にしていただいて、凧に関して色々教えていただいたのですが、干支の凧の形について相談したら「浜松で作っている形にしたらよかろう」と助言を頂き早速その形で干支凧を作り始めました。
凧の竹骨は平割りの凧が多いのですが、浜松の凧の骨組みは柾割で作っています。

[竹の準備]
反射型のストーブで竹を炙り曲りを矯正します。それと熱を加えることで竹が硬くなります。


横骨の曲りを左右同じになるよう調整します。斜め骨も左側、左側も曲りがそろうように調節します。

(横の竹骨の曲りが不揃い)

(横の竹骨の曲り調整が完了)

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冬支度(雪吊り)

2014年11月28日 | 日々雑感
平成26年11月28日 今日、庭師さん(植木屋さんを昔から庭師さんと呼んでいます)が来て庭木に雪吊りをしていきました。
玄関前には黒松と楓、柊を植えた小さな庭があります。
植木の手入れは自分では出来ないので、庭を作った時から庭師さんにお願いしています。
春になると松の雪吊りを外し、庭木の手入れの1年が始まります。
春から初夏にかけて新芽も伸び夏には松葉が繁茂しいかにも暑苦しくなります。秋には庭木の手入れで伸びすぎた枝や松の枝と松葉の手入れがあります。
以前は初夏と秋の終わり頃の2回植木の手入れがありましたが、何年か前から年1回の手入れになりました。
松の雪吊りが始まりました。車庫の梁に下げてあった丸太を下ろし、雪つり用のわら縄を20本ほど丸太の上部に縛り、松の木の枝の間を通しながら建てます。
先ほど縛った縄を放射状に下げて松の枝を縛っていきます。
このような吊り方を「りんご釣り」というそうです。


松の雪吊りが終わると柊や楓の雪囲いを行い積雪の重みによる枝折れを防ぐためです。


家の裏にある南天や金木犀も雪囲いをしてもらいました。
これで雪に対しての準備は整いましたが、降雪もほどほどであって欲しいと願うばかりです。

あとは降雪になった時の除雪道具の準備だけとなりました。


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冬支度(除雪機の手入れ)

2014年11月22日 | 日々雑感
平成26年11月22日 除雪機を手入れし試運転
昨日に引続き今日も風もなく暖かい天気です。
これが小春日和という天気なのだろうか、この天気の反動が寒い天候の始まりになるのは例年のことですが・・・・
先日のニュースでアメリカでは大雪で交通網がマヒして生活にも支障が出ている地区もあるとの報道でした。
日本にも北極の寒気団が回ってくる日も近いのではないかと心配になる。

今日は除雪機を試運転することにしました。
今年の春に除雪機を水洗いし、ガソリンの抜き取りを行い、バッテリーを外して片付けていたのですが、除雪機を囲っていたシートを外すと本体に薄くホコリがついていた。

〈バッテリを外した状態〉

〈除雪機の手入れ〉

まずはホコリを払い、可動部にCRCの潤滑剤を吹付けて可動状態を確認する。
バッテリーを取りつけて、燃料を給油する。

〈バッテリを取付〉
いよいよ試運転である。バッテリは充電していないので、紐を引いてエンジンを始動させると、一発でエンジンがかかった。

〈試運転〉

低速で運転したまま除雪用のオーガーを回転させると正常に回転する。
低速のまま前後に試走行させて正常に機能したので盗難防止用のワイヤーロックをしてシートで囲って作業が終了した。
冬への備えであるが使用しない冬であって欲しいものです。
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冬支度(冬用タイヤに交換)

2014年11月19日 | 日々雑感
平成26年11月19日 冬用タイヤに交換しました。
一昨日まで氷雨が降りすっかり晩秋から初冬へと天候も移り変わってきました。
今朝も雨が少し降っていたのが9時ごろから青空が広がり久しぶりの天気となりました。
例年は11月後半の連休後に冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)への交換をしていたのですが、先月からNOAからAISISに車を乗り換えたので車の慣らしも兼ねて早めに交換することにしました。
NOAは4輪駆動でしたので雪道もあまり気にはならなかったのですが、AISISは前輪駆動です。
在職中は会社の車は前輪駆動が多かったので余り心配したことはないのですが、退職後は何年も4駆でしたので今年の冬は少し心配もあります。
スタッドレスタイヤはゴム山が残っていても4年位でゴムが硬化してタイヤを買い替えなければならなくなります。そのようなことを考えると1週間位早くても態勢には影響がないように思えるのです。


スタッドレスタイヤ、ジャッキ、クロスレンチ、冬用ハブナットを準備します。


夏用タイヤを取り外します。


スタッドレスタイヤに交換終了。

夏用から冬用タイヤは1本約5分で交換できました。4本分では準備から交換が終了するまで約30分で終わりました。
外した夏用タイヤのホイールはブレーキパッドの汚損がひどく洗剤でも洗っても中々汚れが落ちず時間がかかりました。それでも事故もなく走ってくれたお礼を込めてきれいに洗いました。

冬への準備が一つ終わりましたが除雪道具の準備、除雪機の点検等とまだまだ冬を迎える準備が続いて行きます。


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干し柿作り(完成)

2014年11月10日 | 日々雑感
10月22日に渋柿の皮を剥き車庫に吊るしました。
干し柿の乾き具合も良いので試食してみました。
柿は渋みもなく、干し柿特有の甘みが強く感じられたので取り込むことにしました。
例年の干し加減の記録では20日位だったのですが、今年は18日間の乾燥でした。

車庫に吊るした干し柿

10/22の記録では
① 柿の重さ     205g
② ガクを撮った重さ 205g
③ 皮を剥いた重さ  182g
完成した柿の重さは53gと驚くほど軽く、元の柿の1/4位の重さになっていたのです。

干し柿の計量


左は干さなかった柿、右は干しあがった柿

10月30日には柿を揉み果肉を柔らかくする作業をしました。
11月4日には柿の表面に小さな白い「カビ」を発見し、全数を焼酎で消毒したおかげで、今回はほとんど退治出来たようでした。

くぼんだ部分に白いカビが発生


カップに焼酎を入れて、干し柿を「ドボーン」と消毒

それでも1割位の柿で、くぼんだ部分に小さな白いカビがあり、焼酎で消毒しました。

干しあがった柿はラップに包んで冷凍保存しています。
ラップで包んで冷凍することで長期保存が可能となり、今日現在も昨年の干し柿が数個冷凍庫にはいっていますが、風味も損なうことなく食すことができます。
出来上がった干し柿をラップで包むためには柿の軸を取り除くことと、ガクを小さくする必要があります。

左側から干しあがった柿、中央は軸を取りガクを小さくした柿、右側は形を整えた柿


左側は干しあがったままの柿、右は平たく整形した柿


ラップで包んだ柿で完成

ラップで包んだ柿はフリーザーパックに10個づつ入れます。
この形状であれば郵便局の「レターパック」にフリーザーパックに入れた干し柿が2袋(20個)が郵送出来ます。
早速、全国の友人と関東の孫に秋の味覚を発送しました。
残りは冷凍保存となります。



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