加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成30年 桜が開花しました

2018年03月29日 | 日々雑感

平成30年3月29日 春の日が暖かくなり昨日から気温が20度を超えた日が続いています。
金沢地方気象台が桜の開花を発表しました。
昨年より6日早く、平年より6日早い開花でした。

私の町の公園近くの街路の桜も咲き出しました。
今までの寒い季節を耐えて春の日差しを受け、暖かい気温に待っていましたと蕾が膨らみ、開花したようです。

(青空に映える桜)

(開花した桜)

(街路の桜が薄く桜色に染まる)
今週は気温の高い日が続き、今週の土日は花見に出かける人が多くなりそうです。

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平成30年 3.11 凧・絆プロジェクト(5)

2018年03月11日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年3月11日 10日に震災の慰霊の連凧揚げを行いましたが、風が弱く垂れ幕凧を揚げられなかったのでモヤモヤした気持ちが残っていました。
日本の凧の会の大阪支部では3月11日(日)に3月の月例凧揚げを計画してましたので、前日の夜に坂井会長に参加したい旨を伝えると「参加してください」との了解を得ることができたので、早朝に出発しました。
敦賀迄高速道路を利用し、以降は一般道を利用しましたが、京都市内に入ると観光客の入込で各所で渋滞しており、結果的に京都南ICから高速で寝屋川市の河川敷公園に到着しました。

河川敷公園には多くの利用者が各々の遊び方で訪れて駐車場は満杯の状態でした。
凧の会のメンバーの方は既に凧を揚げています。凧揚げは午後1時からで凧の会員が集まり震災で亡くなられて方の冥福を祈り、全員で黙祷をしました。

天候は晴で気温は12~3℃位です、風速は4㎧がを超える位でしょうか時折強くなったり弱くなったりと一定していませんが乾燥しているのでしょうか寒さは感じません。

到着した時から絆と書かれた布団凧が飛揚していました。

(絆の布団凧)
私の震災慰霊の垂幕凧を揚げたのですが、この凧には風が弱く垂れ幕が上手く広がりませんが何とか飛揚してくれました。

(震災の垂れ幕凧)

続けて「鎮魂」の角凧を揚げ、青空に凧が飛揚し大阪まで来たかいがあったと思いました。
慰霊の連凧は連凧には風が強いので今回はあきらめました。


(鎮魂の角凧)

(鎮魂の角凧・垂れ幕凧)


(布団凧)
凧揚げを終え、帰りの高速は車が多く北陸自動車道でも多くの車が走行しており景気が回復してきていることを実感できる状況でした。

自宅に帰ると道路が濡れており雨が降ったことが分かり、大阪との気候の違いに驚きました。

10日と11日の2日間に亘った震災の慰霊の凧揚げは終わりました。

東日本大震災から7年が経過しましたが、まだ完全に復興していないそうですが、私も毎年、慰霊の凧を揚げ震災を忘れないようにしていきたいと思った次第です。

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平成30年 3.11 凧・絆プロジェクト(4)

2018年03月10日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年3月10日 今日は1日早く震災の慰霊の凧揚げを行いました。
今年は例年の松任海岸から松任海浜公園へと凧揚げの場所を変更しました。
海岸の砂浜から芝生の公園内の方が足元が良いと考えての変更でしたが、昨日までの雨と今朝がたの雨が降り公園の芝は所々濡れていましたが、足元は砂浜より歩きやすく場所は良いところでした。

今日の天気予報では晴となっていましたが、午前11時の天候は曇りで気温は5℃、風速は2~3㎧、西~北西の風でとても寒い日でした。
東北の方も2011年のこの日は寒い日で、地震後には雪が降っていたことを記憶しています。

震災で犠牲となられた方の霊を慰める意味で「鎮魂」と書かれた角凧を揚げていたのですが、凧は静止してくれません。時折強い風が吹くと凧は高く揚がりますが暫くすると風が弱くなり落下してきます。

(鎮魂と書かれた角凧)
凧をホッピングしながら風をつかもうとしていましたが、思っていたより風は気まぐれでこちらが根負けして凧揚げをやめました。

例年凧揚げの協力をしていた方々は今回は都合がつかなかったので、今回の凧揚げは知人が1名だけとなりました。
連凧の先頭を持って全部の連凧を延ばし、一気に引き上げようとしたのですが地上5m位の高さまでの風が弱く先頭凧が飛揚してくれません。それでも一瞬の風をつかみ先頭凧は高く飛揚し、連凧全体が揚がっていきました。
(曇り空に揚がる連凧)
今年の連凧の文字は「愛」です。

(飛揚する連凧)

(飛揚する連凧)
上空には風の層があるようで連凧は右へ左に、上に下へと龍が暴れているように激しく動いていました。

40分位飛揚させていましたが、今日は曇りで寒く、公園の利用者も少ない寂しい状況だったので連凧を降納しました。

今年も被災された方々のことを忘れないための凧揚げが出来ました。

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平成30年 3.11 凧・絆プロジェクト(3)

2018年03月08日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年3月8日 東日本大震災の慰霊凧揚げで、連凧を揚げるのを手伝ってくれた子供たちに渡すミニ凧を作りました。

ミニ凧の大きさは縦横共に37cmのダイヤ型で、アニメのキャラクターを描きました。
キャラクターの絵柄は平成3年に静岡県清水市で行われていた全国凧揚げ大会を石川テレビと内灘町の町長、担当職員が視察に行きました。
翌4年から内灘町で世界の凧の祭典を開催するための準備でもあり、各町内で6畳の大凧を作り参加してもらうための講習が私に課せられた課題でもあり、全国大会の開催状況も知るために私も同行させていただきました。
凧揚げ大会では当時の駿河凧の会の浅井会長ご夫婦が子供たちの凧作り講習を行っていました。
凧作り講習の下絵が沢山あり、その下絵を凧紙に写し取り彩色して凧に仕上げる方法でした。
当時の浅井会長さんからアニメのキャラクターの下絵を快く分けて頂くことが出来、今では多くのキャラクターの絵柄も増え、子供たちの凧作り講習に活用させていただいています。

今回は知人の孫がアンパンマンが好きとのことで、色々なアンパンマンを描いてみました。

(アンパンマンの絵柄)

他にも色々なキャラクターを描き、全部で11枚のミニ凧が完成しました。

(ディズニーのキャラクター)

(アニメキャラクター)


(完成したミニ凧)

(裏面の骨組み)
今年に入って初めての凧作りになりました。

10日土曜日に震災の慰霊の凧揚げをしようと思っていますが天候は良いのでしょうか?


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平成30年 3.11 凧・絆プロジェクト(2)

2018年03月03日 | 3・11 凧絆プロジェクト

平成30年3月3日 連凧用のビニール台紙が不足していたのでロール状のビニールから切取りしました。

(ビニールの切取り)


(連凧用ビニール台紙)

ビニール台紙に今年の文字を貼付けました。

(今年の文字を貼付け)

その後、2.4Φの竹ヒゴをセロテープで貼り連凧10枚が完成しました。

(骨組みを取付)

(裏面の骨組み)

(今年の連凧の尻尾)
以前から作ってあった連凧に今年の連凧10枚をつなぎ完成しました。
今年の3月11日は日曜日になります。
近年ではあの大震災を忘れたように人々の関心が薄れてきていることを感じます。
私の方から各所に働きかけをしなくても、今年は震災の凧揚げをしないのですかと問い合わせがありましたが、今年は知人の一人からだけありましたが、他からはありません。
凧揚げは天候に左右されるので、その日になり変更することもあります。
従って協力して頂く方々が少なくなってきているのも実情です。
今年は私達だけでも慰霊の凧揚げをする予定です。

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