加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

干し柿作り(3回目)

2015年10月30日 | 日々雑感
平成27年10月30日 早朝、南砺市の「ぬくもりの郷」から渋柿が入荷したと電話がありました。
朝から雨模様で肌寒さを覚える天候ですが、明日から冬型の気圧配置になるので、雪まで降ることはないだろうが寒くなりそうで、干し柿を干すには絶好の天候となりそうです。

ぬくもりの郷への山道で気温表示盤は16℃でしたが、帰る時には雨が降り気温も一気に下がり、13℃となっていました。

購入した50個入りの渋柿は11.5kgと11.1kgありました。大きな柿は229g、小さい柿は181gです。


(購入した渋柿11.5kg、11.1kg)


(大きい渋柿229g)


(小さい渋柿181g)

3回目の柿の皮むきが始まった。3回目ともなると皮むき、軸の紐かけもなれてきましたが、今回の柿は形が少しいびつなものが気になり、前回よりも柿が熟し、形がいびつになって残ったものを収穫したのかと思いました。

風通しの良い場所を新しく皮むきをした渋柿を干す場所とするため、2回目にかけた柿を他の場所にかけ替えた。

(2回目と3回目の吊るし柿)

10月22日に吊るした柿と今回の干し具合を比較してみると、8日前に吊るした柿は随分小さくなり、量って見ることにしました。
大きな柿252gは107gとなり42.5%、小さい柿221gは93gで42%となっています。

(大きな柿107g)

(小さな柿93g)

今年の渋柿購入は40個入りが2箱、50個入りが4箱で280個ですが、箱には2個程度余分に入っていたので合計290個となりました。
車庫の中は柿のカーテンとなりました。

(柿のカーテン)

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干し柿作り(2回目)

2015年10月28日 | 日々雑感
平成27年10月28日 今日も富山県の南砺市にある「ぬくもりの郷」へ渋柿を購入するため出かけました。
今日はあいにくの雨模様で、山間の気温表示盤は先週来た時は26℃だったのですが、今日は15℃でかなり寒く感じます。
「ぬくもりの郷」の売り場には渋柿の入った箱が沢山積み上げられています。
昨日は定休日だったので今日は新たに入ったばかりです。その中で目的としていた50個入りの渋柿の箱が2箱だけあり購入しました。
40個入りで1600円、50個入りで1300円なので1箱300円は大きな差となります。
レジであと2箱の購入の予約をすると、柿の生産者の方がいました。50個入りの柿は40個入りの柿と比較すると小さい分、収穫の日が遅くなると柿が大きくなり数がそろわないので、50個入りの出荷数が極端に少なくなるとのことでした。
また、渋いままで柿をもむと渋い干し柿になるので、揉む時期に気を付けてと教えていただいた。
今日は雨のため柿もぎは出来ないので、収穫で来たら電話するとのことでお願いして帰ってきました。

今日の柿は220g~170g位で1箱11.4kgでした。

(2回目購入の柿)


(226gの柿)

(183gの柿)

午後1時半から柿の皮むきをし、午後3時40分には吊るすまで完了しました。
今回は各々の箱には52個づつ入っており、2回目は104個出来、1回目と合わせて188個吊るし柿となりました。


(2回目分の吊るし柿)
先週吊るした柿は随分乾いていたので別の場所にかけ直しました。

(1回目の吊るし柿)
1週間干した柿の状態はだいぶ柿の表面に皺が入ってきたようで、今日のように寒く雨模様が続くと干し柿には良い天気だと思っています。

(1回目の吊るした柿)

(1週間干した状態)

予約分が100個あり、今週中にはまた皮むき作業が始まります。
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干し柿作り(1日目)

2015年10月22日 | 日々雑感
平成27年10月22日 今年も干柿作りの時期となりました。
昨日、南砺市の「ぬくもりの郷」の産直野菜広場には地元野菜の他南砺市の特産品の三社柿を販売しているので行きました。

干し柿を作るため毎年ここで購入しています。
今年は天候もよく、里の柿の木は実が枝もたわわに実っています。
今年は柿の表年なのだろうか、と思って店に行くと昨日が休みで、休み明けのせいか柿の陳列は少なく価格も昨年より高くなっていた。
毎年購入しているのですが、毎年価格が上昇しているのには困ったものです。

昨年は50個入りの柿を購入したのですが、今年は50個入りがなかったので40個入りを購入することにしました。
今回は2箱だけとし、来週ぐらいには追加分で4箱購入しようと思っています。

今日、柿の皮を剥き干し柿を作ることにしました。
柿の箱の重さを計量すると10.7kgと11.1kgありました。

(柿の重さ)

干し柿を作るための道具は柿を剥くための「ピーラー」これは百均で購入したものですが、この形が一番使いやすい。
剥いた柿を入れるためのステンレス製のボール。
そして柿を吊るすための凧糸ですが、毎年使用後は洗濯し、保存し再利用しています。

(干し柿を作る準備)

箱の中で大きな柿と小さな柿を選びキッチン秤で計り、皮を剥いた重さと干し上がった時の重さを計ってみることにしました。
大きな柿の重さは256gありましたが皮を剥くと224gとなっていました。

(大きな柿252g)

(皮を剥いた柿224g)

小さな柿の重さは221gでしたが、皮を剥くと195gとなりました。
(小さな柿221g)

(皮を剥いた柿195g)

皮を剥いた柿を紐で結び、消毒のため熱湯の中にドボーン。

(熱湯消毒)

2箱分の柿の皮を剥き紐で結んで、車庫の中に吊るします。
気温がもう少し下がり、風が吹いてくれるとよいのですが、あまり天気が良すぎるとカビが映えるので、これからの天候が気になります。

例年だと200個以上の柿を一度に吊るすので、車庫の中は黄色の暖簾ののようになりますが、今回は84個出来ましたが、数が少ないので黄色い玉簾のようです。

(柿を吊るす)
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古寺巡拝、高野山の参拝

2015年10月17日 | 旅行
平成27年10月12日(月) 昨日の大阪での凧揚げ終了後、和歌山県道の駅「紀の川」で車中泊、朝からピーカンの天気である。
ラジオでは高野山の気温は5.9℃で今季最低気温であるといっていた。
この紀の川の道の駅には「四国八十八か所巡拝」のお礼に高野山に行く時に車中泊で何度かお世話になった所でもあります。


(道の駅紀の川)

(車中泊の車)

(高野の山並み)
この日も沢山の大型トラックを始め車中泊の車が沢山駐車していました。

和歌山県は国体が終了したばかりで道路の歩道橋には「わかやま国体男女総合優勝」と書かれた横断幕が随所に掲げられていました。

高野山は開祖弘法大師空海が密教を開いてから1200年の記念の年に当ります。
連休の日曜日は大変な混みようだったそうですが、連休最後の日でもどこも大変な混みようで、多くの参拝客で駐車場は満車状態で遠く離れた学校の校庭に駐車することになりました。

奥の院の参道脇には樹齢何百年と思われる杉木立があり、その木立の間にひっそりと沢山の墓所がありました。
奥の院では弘法大師さまが今でも休んでおられるとのことです。
納経帖に重ね印を押して頂く時に、この字体は私が書いたものですと言われ、何回目かにその方に巡り合った因縁に感謝!!

金剛峯寺では参観者が沢山並んでいたので、納経帖に重ね印だけお願いしました。

(金剛峯寺)

(金剛峯寺鐘楼)

根本大塔に向かう参道は紅葉が赤く色づき秋の深まりを感じさせてくれています。

(色づいた紅葉)

金堂は秘仏の薬師如来像を一般開放で拝観できるとのことで初めて堂内を拝観させていただきました。

(金堂)

(弘法大師の御影が祭られている御影堂)
中門には四天王がの2人が左右に置かれています。
槍を持った増長天は悪に対して一歩も引かぬことを意味する「トンボ」が胸に止まっています。

(増長天とトンボ)
広目天は筆と巻物を持ち全てを見て記録するそうで、どこまでも届く声を持つという「蝉」が胸に止まっています。

(広目天とセミ)

この界隈では一番目に付く朱赤の建物が根本大塔です。
堂内は無料で拝観できるとのことで拝観してきました。

(根本大塔)

納経所では沢山の方が御朱印を求めて列を作っていましたが、列に並び納経帖に重ね印を頂きました。

帰路は360㎞です。途中雨にも合いましたが無事帰着できました。
これも仏縁のご加護があったからだと思います。合掌!

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大阪支部月例凧揚げに参加

2015年10月13日 | 各地の凧揚げに参加しました
平成27年10月10日(日) 日本の凧の会大阪支部の月例凧揚げが淀川河川公園で行われました。
私は大阪支部の会員ではないのですが、ずうずうしく参加のお願いをし、凧揚げをすることにしました。

昨年、大阪支部の研修会に特別参加し、淀川河川敷で始めて凧揚げを楽しむことが出来ました。
その時、会員の方が珍しい凧を揚げていたので、その凧を作りたいとのお願いを快諾して頂き、今回はその材料と製作図面を受領するための参加でもあります。

淀川河川敷公園は寝屋川市にあり、昨年この場所で凧揚げをしてその会場の広さにすっかり虜になってしまいました。

公園に到着すると既に会員の方は集まり、昼食を食べていました。天気も曇りですが風も3~4m位で凧揚げ日和です。



昼食後、各々凧揚げを始めます。中には大阪支部の会員向けの講習会で制作したリップストップ製の六角凧や、布団凧が揚がり始めます。

(六角凧)

(布団凧)

風も良く、色々な種類の「ふくら雀凧」を揚げてみました。

(フローホイル型ふくら雀凧)


(簡易型ふくら雀凧)

(強風用ふくら雀凧)

会場で見かけた凧




河川敷の中には花畑があり、秋桜が満開で来園者の目を楽しませてくれていました。

(秋桜畑)

(色とりどりの秋桜)
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