加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

第5回木場潟凧揚げ

2017年09月29日 | 各地の凧揚げに参加しました

平成29年9月23日(土) 第5回木場潟凧揚げ大会に参加してきました。

(凧揚げパンフレット)
朝から曇りがちな天気で風も微風でした。
毎年凧揚げに使用していた芝生の場所はサッカー大会で使用できずに、隣の公園緑地での凧揚げでした。

公園の緑地は朝方の雨のせいで草が濡れていて、靴が濡れてきました。
開会式の前に地元の婦人グループのリズムダンスの披露があり、観客から多くの拍手を受けていました。

開会式の中で日本凧の会の参加者は25名の方がこの大会に参集したと紹介された。
(開会式)

午前中は全国の凧名人による凧揚げタイムですが、風が弱く微風用の凧だけがようやく揚がる状況でした。
風向きは木場潟を渡って来た風で時々3~4メートルの風が吹きます。
私の吹流し凧も気まぐれな風をつかみ少しの時間ですが飛揚しました。
(吹流し凧)

一般参加者の凧作り教室から凧を作り終えた参加者が各々凧を揚げ始めました。
その中で、身体の不自由な方の家族の作った凧を揚げていたのですが、上手く揚がらなかったので糸目を少し調整すると凧は風を受けて高く揚がっていった。
その凧をその子供に持たせるととても喜んでいたのが印象に残りました。

(参加者の凧揚げ)

昼食時間を利用して連凧を揚げて欲しいと主催者から要望があったので、一般の方に参加して頂き連凧を揚げてみました。
50人位の参加者が連凧のラインを持って連凧を伸ばし、一斉に手を離して凧を揚げる方式を取りました。
連凧は風を受け揚がって行きました。
参加者全員による凧揚げで皆さんは連凧揚げに初挑戦できたことに喜んでいました。
(連凧揚げ)
(連凧揚げ)

午後になり徳島県から参加された矢部さんの横連凧が木場潟の風を受け飛揚して来場者の注目を集めていました。

(横連凧)

(横連凧)

一般参加者の凧揚げがあり、多くの凧が青い空に飛揚していました。
閉会式で凧揚げの優秀者には表彰状が授与され、凧揚げ大会は閉会しました。

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