加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成29年 昔作った凧のリメイク(2)

2017年04月16日 | 凧の制作
平成29年4月16日 今日は気温も20℃を超え暖かさより熱く感じるくらいです。
風は南西で6mm/sを超えるくらいで凧を試し揚げするには少し強い風でしたが、明日からは天候も下り坂との予報が出ていましたので凧を積んで出かけました。

昨日緋鯉の凧の下に真鯉を2匹と吹流しを取付た鯉凧の飛揚にトライしたのですが、風が落ち着かず風が弱くなり断念しました。

(子鯉の下に孫鯉)

買い物を済ませ、手取川の河川敷に場所を変えてはトライしました。風は6m/sを超えているようでしたが凧は風を受けて揚がっていきます。
揚げた感じでは緋鯉の尻尾部分で細くなり子供の鯉がしぼんだままで鯉の形にはなりませんでした。

(飛揚する緋鯉凧)

家から用意してきた平竹を緋鯉の尻尾部分に取付て揚げると子どもの鯉が開き、孫鯉が風を孕んで緋鯉の凧全体が大空に泳ぎ出しました。
今回の改良点を見直し、孫鯉が絡まないようにすればこの凧は強風でも十分飛揚できる凧になると思いました。

(飛揚する緋鯉凧)

昔、小関さんが作られていた凧の凧を私も2個作りました。
1個リップストップナイロンで作り、もう一つは赤い風呂敷があったのでそれを利用して作ったのですが、出来栄えが良くなかったのかあまり揚げた記憶がありません。
今回リメイクの対象とするため揚げてみました。
風は6m/sを超えていましたが風を受けて揚がっていきました。
下から見ると幾つか見栄えの悪い個所がありましたので、改良しようと思っています。

(凧の凧)

(凧の凧)
このように昔作った凧ですがこのまま処分しようと出してみたのですが、手を加えると凧も蘇るようです。
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平成29年 昔作った凧のリメイク(1)

2017年04月15日 | 凧の制作
平成29年4月15日 先日凧の材料を整理していると昔製作した凧がいくつか出てきました。
作ってから20数年近くたっている物もあり、何時揚げたのか忘れていたものも出てきました。
これらの物は当時多くの凧友が競って揚げていたので、凧友に教えを乞い製作したものもありました。

昔は一生懸命作り揚げていたのですが、ある時先輩の方から「お前は自分で再現したふくら雀の凧があるのでなぜその凧を揚げない」と言われました。
それ以降は自分の凧だけを揚げることに専念したことで、各地の凧揚げに参加するとふくら雀凧を見つけた凧友から声を掛けて頂けるようになりました。
ふくら雀凧が多くの方から認知して頂くきっかけとなった出会いでした。
あの時声を掛けていただいた故人となられた先輩に今では感謝しています。


昔製作した凧が沢山あり、上手く揚がった凧や揚がりがいまいちの凧もあります。
その中で、端午の節句に掲げていた鯉のぼりがあり、孫も大きくなり使わなくなったので解体して凧に仕上げたものですが何十年ぶりで海岸で揚げてみました。
真鯉の凧は強風でもしっかり揚がりましたが、揚がっている形がなぜか気になりました。
緋鯉の凧の下に子供を付けてあるのですが、強風では尾の長さが足らないようです。
今回はこの鯉凧の骨組みを変えてリメイクしてみました。


(真鯉凧の表面)

(真鯉凧の裏面)

(緋鯉凧の表面)

(緋鯉凧の裏面)
今後どのようにリメイクするか考え中!

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平成29年の花見

2017年04月14日 | 日々雑感
平成29年4月14日 今年の桜開花は4月4日でしたが、その後暖かい日が続いたのでと2日後には満開となりました。

8日には能美市の能美線の廃線に伴い道路脇には桜が植えられ桜並木となっている場所に行ってきました

(能美市の桜並木)

今日は内灘町の河北潟の湖岸道路脇の桜並木で観桜と洒落込みました。
桜並木のトンネルを車が通り過ぎると桜の花びらが風と共に舞い散ります。
昨日は気温が低く9℃位でしたが、今日は午前中に16℃位になっています。




今日はフエーン現象で気温が上昇し20℃を超えるようで、桜も気温が高くなると散り急ぎとなりそうで可愛そうな気もします。
桜の中にはもう葉桜になりつつあるものもありました。


この道路は内灘町と津幡町を結ぶ干拓地の道路です。
桜並木と青空の中に内灘大橋の「サンセットブリッジ」が見え、一服の画のようでした。
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