加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

令和6年 ”屋根の鬼瓦がずれていますよ”とインターホンで

2024年02月09日 | 日々雑感

令和6年2月9日 昼の12時15分くらいにインターホンが鳴り、誰が来たかとインターホンで対応すると  ”近くで工事をしているものですがお宅の鬼瓦がずれていますよ”とのことで、テレビなどで報道されている詐欺だと直感したので「いつも頼んでいる業者がいるのでそちらで見てもらいます」と断ると ”営業に来たのでないので、そちらの業者に見てもらってください”と帰って行った。
窓から業者を確認すると灰色の作業着姿で隣の家の前に止めたグレーの箱型の軽四に乗り込んだとっさにナンバーを記憶したが残念ながら番号を忘れてしまった。
金沢400ナンバーだったので県内業者ならばレンタカーで仕事をすることはないので、詐欺業者だと確信に変わった。
早速、白山警察署に電話していきさつを説明したが、情報提供のつもりが電話でのやり取りで最初から事情聴取のような感じで生年月日や職業まで聞かれた。
警察曰く屋根に揚がってわざと屋根を壊して写真を撮りそれを見せて修理をさせる手口もあることや先日逮捕した契約書の不備での工事などもあると長々説明を受けた。
最後に情報提供ありがとうと言われたので、それでよいかと電話を終えた。

外で屋根を見てみると素人目では異常はないように見えたが、明日風呂の改修の打ち合わせで
建築業者がくるので確認してもらおうと思う。

それでも一軒一軒訪ねたとは思えないのだが、何故我が家に来たのであろうか?疑問が残った。
今後戸締りには気を付けておきたいものです。

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令和6年 節分とひな祭り

2024年02月03日 | 日々雑感

令和6年2月3日 今日はひな祭りですが、今年は小さな雛飾りなどは出さないことにしました。
余震が怖く仏壇内で装具が揺れて中が傷つくのが嫌なので、まだ仏壇内の装具類も仏壇から出して納めていません。
そのため他の飾り物を出すのに躊躇しているのです。

スーパーに行くと恵方巻の寿司がたくさん並んでいました。高級なものからお手頃なものまで沢山ありましたので、食べごろサイズの恵方巻を購入してきました。
例年妻が手作りで恵方巻を作ってくれていましたが、今年はスーパーのものとなりました。
恵方巻とは具たくさんの巻き寿司を幸運を祈って食べるもののようです。

 


その年によって食べる方角があり今年は「東北東」です。
地震の被害者の方々は恵方巻きどころではないのでしょうに。

 


今の状況に感謝しつつ、黙って恵方巻を頂きました。
来年はみんなが喜んで恵方巻を食べることが出来ますように。

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令和6年 能登半島地震から1カ月

2024年02月01日 | 日々雑感

令和6年2月1日 元旦の地震から1カ月となりました。
今日は特別なことはしませんが、毎日地震の余震を気にする生活は変わっていません。
最近は余震の頻度も少なく、震源地の震度も震度3が多くこちらでは震度1くらいで生活していてもほとんど感じなくなりました。
新しい発表では今後2~3月は震度5程度の地震が起こる可能性があるので注意が必要とのことです。

地震発生の午後4時10分ごろは子供たちの見守り活動中のためテレビを観れませんでしたが、ニュースでは発生時刻には多くの地区では黙とうをしている姿を報道していました。

今回の災害では亡くなった方は240人(災害関連死とみられる方は15人)、行方不明者の方は15名と発表されました。

地元では倒壊を免れた家にとどまる被災者の方もいるようで、一時避難所から二次避難所に移ってもらうよう勧めているのですが、住み慣れたところから離れたくないとの理由から上手くいっていないようです。
また、どちらの地区に避難するかは事前に連絡はなくバスに乗ってから告げられ、避難をあきらめたとか、金沢に到着して初めて避難先が分かったとの話も出回り、馳石川県知事も「送り出し側と受け側との意見の齟齬があった」と認め謝罪していました。
戦時中の強制収容的な出来事では今後のことが疑心暗鬼となっている人にとっては二次避難所への避難は進まないと感じます。もし自分が被災者であったら行き先が明らかにならない場合は絶対にバスには乗らないと思います。

被災者も自分がいることで復興が遅れることは分かっていると思うのですが、行政も被災者に寄り添った透明性を持った対応をお願いしたいものです。

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