加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成30年干柿作り(2)

2018年10月28日 | 日々雑感

平成30年10月27日 今年も干柿作りの道具を準備しました。
皮むき用のピーラーですが、毎年使い込んでいるので手に馴染んで使いやすい道具です。
皮を剥いた柿を縛る紐ですがこれも毎年使用して洗って仕舞ってありました。


(上が吊るす紐、下が使い込んだピーラー)

買ってきた柿を洗い、額を取ります。
額を剥く前にとった方が、皮を剥きやすくなります。

(左は洗う前の柿、右は洗い額を取り除いた柿)


(皮むきが終わった柿と皮。)

剥いた皮は柿の表面を洗ってあるので、皮は干して沢庵を漬ける時に使います。
皮を剥いた柿は2個を1組として紐で縛ります。


(皮を剥いた柿を紐で縛ります)

鍋でお湯を沸騰させ紐で縛った柿を「ドップン」と漬け、柿の表面の雑菌を消毒します。


(沸騰したお湯で柿を消毒)

柿を付けたお湯は柿渋で黒く濁ってしまいました。

(柿渋で濁ったお湯)

消毒した柿を車庫の物干し竿にかけて干します。
第1回目は65個の柿を干し揚げました。


平成30年干柿作り(1)

2018年10月27日 | 日々雑感

平成30年10月27日 今年も干柿作りの季節がやってきました。
今日は朝から雨、風も吹いていて肌寒ささえ覚えますが、今日から来週中頃まで雨模様の予報です。
雨が降ると柿もぎ作業が出来ないと聞いていたので、今日渋柿を購入してきました。
渋柿は富山県の南砺市近辺で作られている三社柿で、毎年お世話になっている南砺市の「ぬく森の郷」に行ってきました。
今年は柿が表年で豊作とのことでしたが、店に並んでいる柿の箱は雨降りのせいでしょうか去年より少なめでした。
今年の柿は表面が黒く傷ついている柿が多い感じで、台風で葉と擦れて傷ついたと思われます。
昨年は柿は青いものが多かったので、今年は色付きの良い物が多い50個入りを2箱購入しました。
個数は1箱に51~52個位入っている思います。


(12.2kg)


(11.8Kg)


(大きい柿は226g)

(小さい柿は194g)
色の青い柿は未熟なので、後日柿の様子を見て皮むきをしようと思い、除けておきます。37個ありました。


五十崎凧を作る(6)

2018年10月23日 | 凧の制作

平成30年10月23日 今日は曇り空でしたが五十崎のポスター凧を揚げてみました。
風速は2~3mで時々そよ風程度の風になります。
五十崎のポスター凧は弱い風にゆっくりと曇り空に揚がっていきました。





五十崎の凧揚げの地は山間の間に小田川の緑地公園で凧揚げを行うそうですが、襖より大きな凧を揚げての凧合戦です。
5月の凧揚げは見たことがありませんが、11月の全国大会では大きな凧のデモンストレーションに感心して見とれていた記憶が蘇りました。
風が弱いのに上手く揚げる技術に当時は驚きでした。
今回、ポスター凧を弱い風で揚げてみて、凧の構造が上手く出来ていてその土地の環境に適した骨組みになったのだと思いました。
これで五十崎凧の制作は終了しましたが、5月に行われる五十崎の凧揚げを是非見てみたいとも思いました。


五十崎凧を作る(5)

2018年10月22日 | 凧の制作

平成30年10月23日 完成した五十崎のポスター凧を並べてみました。
欠番になっているのは第1回~第6回大会と第8回大会のポスターでした。


(五十崎凧揚げ観光ポスター2種・第7回開催)

(第9回・第10回・第11回)


(第12回・第13回・第14回)


(第15回・第16回・第17回)


(第18回・第19回・第20回)
ポスター凧を並べて分かったことは平成11年(1999年)に初めて五十崎の凧揚げ大会に参加し、以降ほぼ毎年のように参加しました。
五十崎凧揚げ大会も第20回を最後に全国大会を終了しました。
今回は当時を思い出しながら楽しく製作出来ました。


五十崎凧を作る(4)

2018年10月21日 | 凧の制作

平成30年10月21日 五十崎凧を作ってきましたが、最後の糸目付けとなりました。
制作手順を記録することにしました。
一番上は上部の糸目糸
二番目は中央の糸目糸
三番目は下部の糸目糸
最下部は反り糸

(糸目糸・反り糸)

(上部の糸目付け)

(中央部の糸目付け)

(下部の糸目付)

(反り糸の取付)


(反り糸を張った状態)

(糸目付が完了)
これで最後の凧の糸目付けが完成しました。