加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

第27回世界の凧の祭典に参加しました

2015年05月10日 | 各地の凧揚げに参加しました
平成27年5月19日(日) 朝から晴天ですが気温は15℃位でこの時期の気温としては肌寒い感じです。
天気予報では晴天ですが1日中肌寒い天気だと報じていました。
8時40分に内灘海岸へ到着すると駐車場は多くの参加者で空きスペースを探すのに手間取るくらいでした。
町内の参加者が昨年より多く感じたのですが、今年は町内の公民館が全て参加したそうで参加者が多かったのは納得できました。
主催者の参加者名簿では海外からは6名が参加、県外からの凧の会の会員は13団体で69名が参加、県内の凧の会の会員は9団体で176名が参加となっていました。
また町内の参加人数は1565名で参加人数は1816名で年々参加者が増加しているとのことですが、県外からの凧の会の会員数が年々減少しているのは開催当日の凧揚げで10時~15時までの時間制限の中で凧を揚げることに関しての拒否反応が出ているのではないかと思うのは私だけでしょうか?
以前の開催当時はゴールデンウィークの中での開催でもあり、「時間をかけてお金をかけて凧揚げに参加して頂いたのだから、凧揚げのフィールドを充分に堪能して頂く」というのが基本理念として大会を運営して来たはずなのですが、27年の歳月を経過するなかで何かが変わってきたのかも・・・・と私が心配しても仕方がないのですが。

(開会式)

(開会式の参加者)

10時開催を待ちかねて婦くら雀の連凧「雀の学校」を揚げていると着ている法被の後ろにカメラのシャッター音が「カシャ、カシャ」と鳴るのが小気味よく感じました。

(雀の学校)
ほかの凧が揚がってきたのと風が強くなり連凧の凧面が変形してきたので連凧を回収しました。

次には「北陸新幹線金沢開業」のロゴマーク凧を飛揚させました。白地の凧は安定して飛揚しましたが、赤地の凧は飛揚はするのですが安定がいまいちでした。
竹骨の削り方の違いが飛揚に現れたのかもと反省。



大きな凧揚げ大会では空の揚げる場所を探すのが大変なのですが 今回は県外参加者が少ないせいか飛揚している凧は少なくて寂しい感じです。
良い天気で良い風が吹いているので休む間もなく順番に凧を揚げ続けて昼時間に近くなったので婦くら雀凧にウナリを付け、20本の竹骨で作った傘を使ってビラまきをしました。
風は強風用の婦くら雀凧を揚げるのには若干足りないようでしたが、凧が静止した時を見計らって傘を上らせて色紙を切ったビラを飛散させると小さなビラは風に翻っていきました。

(傘が上昇していきます)

「守貞謾稿」の中の字凧を3点再現したのですが、今回の大会で披露する予定でしたが揚げるのに一生懸命で疲れたので今回の飛揚はあきらめました。

心地よい疲れのなか昼食を摂らずに早々に帰宅の途につきました。


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琉球朝顔を定植しました

2015年05月06日 | 日々雑感
昨年秋に堀あげて我家の2階で冬越ししていた琉球朝顔ですが、蔓も伸びて隣の鉢の朝顔の蔓とが絡み合ってすごいことにことになりました。
その蔓の長さは長いものでは2mを優に超える長さでお互いの蔓が絡み合って天井近くにまで伸びていました。
例年5月の連休明けに定植していたのですが今年は4月中旬から天候もよく室内も初夏並みの状態となり成長したものと考えられます。
2~3日前から外気に慣らすために車庫に移動しました。車庫に移動するのに蔓が絡んで移動できないので仕方なく切ることにしました。
定植すれば蔓も伸びるので短く切りました。

我家の琉球朝顔は四国でお遍路さんをしていた時に野山に咲き乱れていた野生の琉球朝顔に魅了され何とか入手したくて五十崎の凧友さんにお願いしたところ快諾していただき、冬越しが難しいとのことで翌春に苗を送って頂いたものです。

2010年から栽培し挿し芽をして沢山の琉球朝顔を増やしてきました。
一番の古株は今年で6年物で幹の直径は8cm位あり、藤の木の幹と見間違うほどの状態です。

(幹の太さ8cmの古株)

1株で2000を超える朝顔の花を咲かせてくれています。
北側のフェンス際に2株、南側のフェンスの際に2株定植しました。
昨年も4株で1万を超える朝顔の花を咲かせてくれましたが今年も沢山の花を咲かせてくれると良いのですが。

(北側のフェンス際)


(南側のフェンス際)
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北陸新幹線金沢開業ロゴマークを凧にすると 3

2015年05月02日 | 凧を作る
ロゴマーク凧を作り直しましたが、作り直しは前回の失敗を修正すべき和紙を変え、地色をいつも使用していた赤の染料に変えることにしました。
文字の周りを塗るのですが先週から天気が良く毎日が乾燥しており、この日も湿度が50%前後と乾燥しているので文字の細かいところを色入れしていると他のところが乾いてしまいとても気を使いましたが、出来上がりは技術が未熟のため塗りむらができてしまいました。

(ロゴマーク凧 表面)

(ロゴマーク凧赤 裏面)

今日は試し揚げをしました。
糸目の位置を少し変えるだけで凧は回転してしまい、糸目を合わせるのに苦労しましたが何とか揚げることが出来ました。

青い空に赤い凧がとても映えて塗むらも目立たなくて地色の赤の中で白い文字がはっきりと読みとれてきれいでした。

(飛揚したロゴマーク凧1)

(飛揚したロゴマーク凧2)



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