加賀の旅人

郷土の凧と歴史の狭間に埋もれた凧の歴史を尋ねる旅人です。

平成29年干柿作り(2)

2017年10月31日 | 日々雑感

平成29年10月29日 今日は季節外れの台風が関東の方を通過した。
先週の土曜日から月曜にかけて台風21号が各地に大きな被害を出して、今度は22号であり、今年は異常気象の年のようです。

金曜日に購入した渋柿の皮むきをしました。
準備する物は皮むき用のピーラー、これは私のお気に入りでとても扱いやすくお気に入りの物です。今では百金でお目にかかりませんので大切に使っています。
柿を吊るすための凧糸、これは毎年使った後は綺麗に洗い再使用している。


皮を剥く前に比較的大きめな柿と小さな柿を取り出し重さを計ってみた結果、大きな柿は217g、小さな柿は163gで平均すると190gくらいである。





柿を洗面器に水を貼り柿の額を取り、水洗いをしその後ピーラーで皮を剥いていきました。





皮を剥いた柿は縛り紐で柿の軸を縛っていきます。



ある程度個数が溜まったら沸騰させたお湯に瞬間漬けて熱湯消毒が完了です。



消毒が終わった柿は車庫のパイプに柿を吊るしていきます。台風の影響か風雨が強いのでスプレーで焼酎の消毒をしたのですが風に飛ばされ上手く行きません。
状況を見て消毒しようと思っています。



今回2箱購入したのですが、各々54個入っており、合計108個全部を吊るすことが出来ました。

今年の柿は規格外を購入できたが、皮の表面は綺麗ではなかったが皮を剥くときれいだったので安い柿を購入できてよかった。
 

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平成29年 干柿作り(1)

2017年10月29日 | 日々雑感

平成29年10月27日 富山県福光町の「ぬく森の郷」へ干柿用の三社柿を買いに行ってきました。

家から「ぬく森の郷」までは約30km位です。目的地までの途中金沢大学の近くを通るのですが、街路樹は茶色、黄色と紅葉し遠方の緑の針葉樹と相まってグラデーションがとてもきれいでした。路肩には溜まった落葉が車が通過するたびに風に舞っていました。

干柿用の柿は昨年までは電話で予約し、購入していましたが、今年は予約が出来ずなにか様子がおかしい。
台風21号の影響や最近雨の日が多く柿を捥ぐ日がないので店への入荷が極端に少ないとの事で、朝、農家の人が柿を持ってこないとどれだけ入荷するかわからないとのことでなんとも心もとない返事でした。

11月に入り極端に寒くなり、霰が降ると柿は霰の打撃痕が付き、皮を剥いても色がまだらになり干し柿にはならなくなるので、木に多くの柿がなったまま季節は終わってしまうそうです。

今年はそのような訳で危機感を抱き、直接店に行き柿を仕入れるつもりで出かけたのです。
昨日も天気だったので柿は入荷していました。店には問い合わせの電話がなっていました。
目差す1箱50個入りの柿は7~8箱並んでいたので2箱買い求め帰宅しました。
柿の重さを計って見ると10.8㎏と10.6㎏でした。
箱の中の柿は殆ど緑色で中には少し黄色く色づいた柿もあり、干し柿の作業はまだ2~3日先にしようと思う。


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