手作りっていいですね

手作りが大好きな、まつしまです。

我が家の醤油麹

2012年08月31日 13時00分43秒 | Weblog
塩麹を超える美味しさと銘打って、今度は醤油麹がもてはやされています。

私のふるさと、青森県の南部地方では、「三升漬け」と言う麹漬が昔からありました。
醤油が一升、麹が一升、刻んだ青南蛮が一升・・合わせると三升。それが名前の由来ね。

後はその家々で工夫を凝らし、美味しく漬けていました。
父は、だし昆布をうるかして刻み、それも刻んで1升、一緒に漬け込んでいましたっけ・・

南蛮を一升分刻むと、その日一日指がヒリヒリ激痛でしてね。
南蛮の辛さで痛む指を、冷たい水に浸しておかなければ我慢できない程だったわ。

結婚しても毎年この南蛮醤油麹を作っています。
(近年は、南蛮をフードプロセッサーで刻みますから、指の痛みは皆無です。)、

これは保存が良ければ、何年か持ちます。
今、食べているものは大地震のずっと前に作ったものですから、三年物かも知れません。

ほんのり甘さも出て、コクがあり、美味しくなって来ています。父の味だわ・・
冷蔵庫の野菜室、その隅っこに保存しています。


だし昆布も軟らかくなり、まさにふるさとの味。


薄味に仕上げた、熱いうどんやそばのつゆにチョンとのせ、麹と醤油、南蛮の香りで頂きます。
何も食べたくない時、卵を一個焼いて、醤油の代わりにこれで頂くと、食欲に火が付いたりしますので、要注意。
美味しいんですよ。



針が持てずに数カ月。やっと針箱を開く事が出来ました。
真っ白の布巾がなくなってきたのです。
縫いだめして置きましょうっと。

粗品など頂き物のタオルを集め、縫います。


これがなければ、針仕事は無理。
糸通し。
針を逆さに立てて、溝に糸を渡し、


ぽっちをカチッと押せば。
ほら、糸が通っています。
昔のおばあちゃま達の時代にはなかったすぐれもの。

お父さんが昔を懐かしんで話してくれました。
母親が、「学校に行く前に、針に糸を通して行ってけろ」と頼まれて、
毎朝10本以上の針に糸を通して登校したそうな・・・
その頃この道具があったらね。
ほらー、一発で針に糸が通っています。


たくさん縫えました。



夕べは夜間作業。本社の会議に出かけ、帰ったのは9時半。
10時半に出かけなければなりません。
忙がし過ぎます。
じゃ、ウナギ食べてね。




切り干し大根の煮物。


夕べ8時頃宅配が来ました。


何と生サンマ。LLサイズの新鮮サンマです。
朝焼きましょう・・と思いましたが、朝、食事を抜いて掛かり付けの病院に行くと計画していたみたい。
残念だけど、夜焼きサンマで頂きましょうね。


朝帰ったお父さん。残っていた野菜を全部採って来ました。
キュウリは痛いトゲトゲもなくつるりとしています。
トマトは皮が硬いし、甘さもありません。
でも、最後まで頂きます。