皇子が丘公園の初御代桜を観に行った22日、お昼に一度帰宅し午後から湖東三山の百済寺へ出かけました。
猩猩袴(ショウジョウバカマ)と三椏がそろそろ咲き始める頃、開花状況はどうなのか??
お天気も良くて、この日も通い慣れた県道大津信楽線から国道307号線で湖東三山百済寺へ。
まだまだ早いかな〜と思っていた通り、猩猩袴も三椏も咲き始めで境内の梅がまだ蕾で残っていました。
本堂前には雪が残っていて、百済寺の春まだ遠いといった境内の状況でした。
それでも咲き始めのショウジョウバカマや三椏、不断桜などを撮りながら大好きな石段の参道を歩いてきました。
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駐車場のそばにある桜の老木はだいぶ弱っているようです。
この桜が咲き始める頃になれば猩猩袴も見頃になるでしょう。この日は開花状況の下調べです。
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本坊喜見院の前の菩提樹
本堂脇にある千年菩提樹の子株で、一隅を照らすこの菩提樹は、夏になると満開の花を咲かせ芳香を放ちます。
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このフキノトウは駐車場の隅で咲いていたものです。
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境内にある1本の不断桜。秋からずっと花を咲かせます。
不断桜は湖東三山の西明寺が有名です。
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梅がまだ咲き始めでした。
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まだ蕾がほとんどで、百済寺ではまだ冬の終わりといった感じです。
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蝋梅が見頃です。
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入り口に咲いていた椿
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珍しい椿が咲いてました。
お目当てのショウジョウバカマは咲き始めたばかりです。
2022年は3月25日、昨年は3月18日にきていますが、今年は開花が遅れているようです。
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ショウジョウバカマの花は本当に不思議な姿をしています。
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花の時期が終わる夏になっても花の形が残り、色褪せた緑色の花が残ります。
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ショウジョウバカマは帰りに再度レンズを変えて撮影しました。続きは次回にアップします。
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百済寺のこの参道が大好きです。
昔のままの石段の参道が本堂まで続きます。
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仁王門
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本堂が見えてきました。
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本堂
室町時代の明応7年(1498)に火災にあい、文亀3年(1503)に兵火をうけ、さらに織田信長によって天正元年(1573)全山焼失しました。
現在の本堂は江戸時代の慶安3年(1650)現在の本堂が竣工。
かつての本堂は現在より少し山手の広大な台地に、金堂と五重の塔があったそうです。
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本堂の前には雪が残ってました。今年の冬は相当な積雪だったのでしょうね。
ショウジョウバカマの開花が遅いのも分かります。
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鐘楼
現在の梵鐘は3代目で1955年(昭和30年)の鋳造です。
初代は信長焼討ちの際に持ち帰られ、2代目(江戸時代に鋳造)は先の大戦で供出されたそうです。
鐘楼周辺の三椏
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まだ蕾が膨らんできたばかりですね。
バックに玉ボケを入れてみました。
次回に続きます。
撮影日 2025年3月22日
撮影地 湖東三山百済寺( 滋賀県東近江市百済寺町)
機 材 Nikon Z9
Nikon Z6Ⅲ
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
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