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気ままに撮り歩き

季節の花や風景など撮り歩きしています

京都の風鈴寺 (正寿院) 2

2023年06月12日 | 神社仏閣

 

6月6日の京都の風鈴寺・宇治田原町奥山田の正寿院の2回目です。

前回はNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sでの撮影でしたが、

今回は本堂前の風鈴をZ9とNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sでの撮影分です。

FマウントのAFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)も長い間使用し、一番使ったレンズでしたが、

ZマウントのNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sもお気に入りのレンズで、使う機会が多いです。

Z9を使い始めてからは花の撮影や、今回の風鈴もほぼ撮って出しで、色合いもコントラストも良い感じで気に入っています。

軽さを求めてミラーレスのZ9を購入しましたが、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sとのセットでは

D4SやD810とあまり重さは変わらず、相変わらず重いカメラを使っています(笑)

梅雨の雨の中での撮影ですが、傘をささずにカメラもレンズも相当濡れましたが、

少々の雨なら防塵・防滴仕様のボディとレンズですのであまり気にもせずに撮影しました。

もちろん帰宅後はメンテをし、防湿庫に入れての保管ですのでカビなどの心配もないと思います。

 

 

風鈴は厄除け

風鈴の原型は、お寺に吊るされている、「風鐸(ふうたく)」という青銅製の鈴で、カランカランとやや鈍い音がします。

これは厄除け・魔除けの意で付けられており、この音が聞こえる範囲は聖域であることを表し、災いが起こらないと考えられています。

この風鐸が風鈴となり、もともと備わっている厄除けの意と共に、

チリンチリンと涼しい音を奏で暑い夏を払う、日本人にはかかせない涼しの風情となりました。(正寿院HPより)

 

 

雨の雫と風鈴の絵も良い感じです。

スマホで撮影されていたお嬢さんは傘を差しながらの撮影でした。(f3.5での撮影)

 

 

 

少し雨も写っています。

 

 

 

 

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このレンズも柔らかなボケ味ですが、息子が使っているNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sには敵いません(笑)

先日長谷寺へお参りした際に、同じZ9を持っていたカメラマンに声をかけられました。

Z9にtakayanと同じスモールリグのL型ブラケットを装着されていて、全く同じですねと気軽に話しかけられました。

浴衣を着たモデルさんとご一緒で、レンズはNIKKOR Z 85mm f/1.2 Sでした。

ファインダーを覗かせてもらいましが、ポートレには最高のレンズですが高いレンズです(笑)

takayanは40年前のAi Nikkor 85mm F1.4Sを今も残していて、時々Z9でもオールドニッコールを使ったりしています。

 

 

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次回からは猪目窓(いのめまど)と160枚の天井画がのある客殿の風景です。

 

 

撮影日 2023年6月6日

撮影地 京都の風鈴寺・正寿院(京都府綴喜郡宇治田原町奥山田)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S


京都の風鈴寺 (正寿院) 1

2023年06月11日 | 神社仏閣

 

6月6日の雨の日、京都府綴喜郡宇治田原町にある、高野山真言宗の正寿院へ出かけました。

京都の風鈴寺として夏にかけて境内には二千個の風鈴が飾られて、風鈴まつりが行われます。

また道向かいにある別棟の客殿(則天の間)には猪目窓というハート形の窓があり、

インスタ映えするとの口コミで、若い女性に人気のお寺となっています。

自宅から30分余りで行ける近い所で、以前女優の黒木華さんがTV番組で訪れていた放送を見て

一度行ってみたいと思っていた寺院でした。

この日は生憎の雨模様でしたが、息子がNikon Z8を購入したので、テスト撮影を兼ねて

風鈴寺の正寿院へ行っってみようと言うことで、午後から4人で出掛けました。

昨年末からカメラを始めた息子夫婦は、Z9、Z6Ⅱ、Zfcを使っていたのですが、

先月26日にNikon Z8が発売され、Z6ⅡをZ8に買い換えました。

Z9に比べて本当に軽く、グリップの形状もよくできていて使いやすいカメラだと感じました。

 

 

慈眼山(じげんざん)正寿院

正寿院は、京都府綴喜郡宇治田原町にある高野山真言宗の寺院です。

創建は800年前、鎌倉時代に飯尾山医王教寺(養老元年717年創建、現在は廃寺)塔頭寺院として建立。

夏季に開催される風鈴まつりが有名で、京都の風鈴寺とも呼ばれています。

客殿(則天の間)にある猪目窓と言われるハート形の窓や天井画が知られていて、

インスタ映えすると言うことで、若い人たちにも人気があるようです。

 

 

本堂の前に飾られた色とりどりの風鈴

 

中にはこの季節らしい紫陽花

ネットの写真を見ているとヒマワリもあるので、夏には交換されるのでしょうね。

 

 

風鈴といえば夏の青空が一番似合うのでしょうが、この日は生憎の雨でした。

 

 

 

 

 

雨の日の風鈴も趣があり良い感じです。

 

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風鈴の中の紫陽花はもちろん造花ですが、雨の日によくマッチします。

 

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鉢植えの紫陽花です。

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地蔵堂の前に結ばれた叶紐(かのうひも)

結び目が口と十になっており、叶という字になることから縁起の良い結びと伝わっています。

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本堂にお参り

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本堂からの庭園の風景

 

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綺麗な襖絵でした。

 

次回はNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sで撮影した風鈴です。

 

 

撮影日 2023年6月6日

撮影地 京都の風鈴寺。正寿院(京都府綴喜郡宇治田原町奥山田)

機 材 Nikon Z9

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S


夜明けの白髭神社

2022年12月04日 | 神社仏閣

 

前回まで錫杖さんと出かけた10月20日から24日の東北、25日の上高地の風景を綴ってきましたが、

今回からその後に撮影に出かけた紅葉風景などを紹介していこうと思います。

旅から帰った数日後に、9月に予約していたNikon Z9が入荷したとヨドバシ京都から連絡があり、

10月31日に受け取りに行きました。

ZマウントレンズはNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 SとNIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの2本を事前に購入してました。

同時に購入したマウントアダプターで、今までのNikonのFマウントレンズも問題なく使えます。

保管庫に眠っていたD700、D300、D200やFマウントレンズ5本も売却することにしました。

D810は錫杖さんが引き取ってくれて、すでにD810での写真をアップされています。

高感度に強いD4Sは錫杖さんのアドバイスもあり残すことにし、Z9と併用することにしました。

Fマウントレンズは、AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED、AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR、

AF-S VR Micro NIKKOR 105mm F2.8G IF EDの3本とTC-17EⅡ(テレコン)残しました。

その他に40年ほど前に揃えたオールドニッコールのAi Nikkor 28mm F2S、Ai Nikkor 50mm f/1.4S、

Ai Nikkor 85mm F1.4S、Ai Nikkor 135mm F2.0S、Ai Nikkor ED 180mm F2.8Sの5本も残しました。

大きな防湿庫はガラガラになり少し寂しい気分ではありますが、

これからはZ9とD4Sの併用で撮り歩きたいと思っています。

 

Z9の購入後には紅葉風景などを追いかけて方々へ出かけました。

なばなの里(三重県桑名市)、兵主大社、近江富士花緑公園(野洲市)、矢橋帰帆島公園(草津市)、

谷汲山華厳寺・横蔵寺(岐阜県)、犬鳴山(大阪府泉佐野市)、白髭神社〜マキノメタセコイヤ並木(高島市)、

日吉大社(大津市坂本)、石山寺紅葉ライトアップ(大津市)、六甲山〜姫路城(兵庫県)等々、

多くの写真を新しいカメラとレンズで撮ってきました。

すでに紅葉の季節も終わろうとしてますが、撮りためてきた写真を紹介していこうと思っています。

 

今日は11月25日に撮影した高島市の白髭神社の日の出の風景です。

この日はマキノのメタセコイヤ並木の撮影に息子たちと出かけ、その前に白髭神社に立ち寄りました。

 

 

全てNikon Z9とNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sでの撮影です。

 

 

マキノのメタセコイア並木の撮影のため自宅を5時に出ました。

白髭神社の手前で6時過ぎの日の出前の時間帯になり、琵琶湖が綺麗に染まりかけてました。

白髭神社へこんな早朝に来るのは初めてでしたが、駐車場には他府県の車が多く入ってました。

 

昨年に琵琶湖の中に立つ鳥居の撮影に来た男性が車との接触で死亡するという事故があり、

今はバリケードが設置され琵琶湖岸へ降りることができません。

それでもこの日も多くのカメラマンが湖岸側へ渡り、三脚を立てている人もおりました。

 

湖岸側へ渡ればこの構図では撮れません。

 

 

薄暗い中通過する車はスピードが出ていて、大型トラックが多い早朝に車の切れ目を見て道路を横断することは危険です。

琵琶湖側で広角で撮るのがベストだと思いますが、神社の境内から撮影しました。

 

このアングルでは電線が入ってしまいます。

 

 

カメラが傾いてますね。もっとしっかり構えて撮らないとダメですね。

 

 

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撮影日 2022年11月25日

機 材 Nikon Z9 

    NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S


千年菩提樹 (湖東三山百済寺) 2

2021年07月16日 | 神社仏閣

 

6月中旬からiMacの調子が悪く何度もApple Supportのお世話になり、なんとか騙し騙し使ってましたが7月8日についに起動しなくなりました。

最終的には修理対応となり、Appleの手配により翌日9日の夕方にクロネコヤマトが自宅に集荷に来てくれて、

12日に修理完了(ハードディスク交換)、即日発送とのメールがあり13日に戻ってきました。

新しく購入した時と同じ状態ですので初期設定から作業開始ですが、iMacのタイムマシーン機能でiMacのバックアップを

外付けハードディスクに取ってあったので、そこから全てデータを戻し以前と全く同じ環境に戻すことができました。

ネットやアプリの設定、ユーザー情報と写真のデータ合わせて2TB以上あったので、復元には約6時間くらいかかりました。

今のiMacは2019年3月購入ですが、その時のタイムマシーン用HDはデータ転送速度が遅くて10時間以上掛かりました。

その後USB-C対応の外付けHD(G-Technology製4TB)に変更していたので、約半分くらいの時間で復元できました。

タイムマシーンに全てのデータが残っていましたが万一のことを考え、なんとか動いていた7日に同じメーカーの6TBのHDを

ヨドバシ京都で店舗受け取りでネット注文し、写真データをバックアップしておきました。

やはりiMac本体のHDに支障があり、何度か中断しながら今年の写真データの半分くらいのところで完全にHDが壊れたようでした。

以前と全く同じ環境に戻り、今のところ快適に動いてますが2年半でクラッシュとは??

でも来年の今頃ならApple Care+の保証も切れているので、有償修理になったことを考えれば不幸中の幸いだったのかも知れません。

取り敢えずは新品同様になったので、これから先何年か故障なしで動いてくれることを願うばかりです。

 

もう菩提樹の花の季節はとっくに過ぎてしまってますが、ネタ切れ状態ですので湖東三山百済寺の続きをアップします。

 

本堂へ続く苔むした石段は、この日も静かな佇まいを見せてくれました。

 

 

本堂へ上る前に本坊の庭園も散策。

 

春先に一面に花を咲かせていたショウジョウバカマも今は葉っぱだけです。来年の春が楽しみです。

 

池の鯉たちは足音だけで寄ってきます。餌を買って与えました。

 

コウホネの花が咲いてました。

 

本堂へ向かう石段の脇には杉の大木が多くあります。

 

半夏生も咲いてます。

 

 

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本堂へ来ました。百済寺は紅葉もきれいな所です。

今の季節は青紅葉が目に優しいです。

 

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これが千年菩提樹です。

信長の焼き討ちにより一度は消失したのですが、その後に残っていた根から復活したそうです。

 

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本坊前にある子株よりも花が少なくて、この写真では菩提樹の花がわかり辛いです。

 

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本堂のそばの小さな池には、モリアオガエルの卵塊がたくさん見られました。

 

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何度歩いてもこの石段は心地よい。

 

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帰りにもう一度本坊の菩提樹を撮影。

 

今日は夕方にワクチンの2回目接種です。

明日と明後日はお寺の行事に出向くので、発熱などの副反応が出ないか?・・・少し心配です。

 

撮影日 2021年6月29日

撮影地 湖東三山 百済寺

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR

    TC-17E2


千年菩提樹 (湖東三山百済寺)

2021年07月04日 | 神社仏閣

 

百済寺の千年菩提樹の花が見頃を迎えているとのNHKの放送を見て、早速翌日の6月29日に行ってきました。

本坊前と上の本堂の二箇所に菩提樹の木がありますが、両方ともすでに見頃を過ぎてました。

お寺の方の話では、今年は開花が早かったとのことでした。

百済寺には今年の3月下旬に、三俣の花とショウジョウバカマを撮りに来ていますが、菩提樹の花は2015年以来です。

 

いつもは車で通り過ぎてしまう山門です。

駐車場から少し下った所にあるのですが、この門を潜ってお参りする方の姿はありません。

遠くから見た時に色鮮やかで、建て替えられたのかと思いましたが、改修されてベンガラが塗り替えられてました。

 

百済寺の御詠歌

このやまを わけてぞあおぐ のちのよを たのむほとけの みなとおもえば

 

鬱蒼とした森が続きます。

 

駐車場にはそこそこの車があり、やはり前日のNHKの放送を見てこられた方も多かったようです。

 

本坊前の菩提樹

この木は上の本堂脇にある千年菩提樹の子株です。

 

 

 

萩の花も咲いてます。

 

 

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派手さがない小さな花ですので、全体を撮ると花が目立ちません。

天台宗の教え「一隅を照らす」の文字が見えます。

 

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見頃を過ぎ、先の方が茶色くなりかけています。

 

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なるべく花のきれいな枝を選んで撮影しました。

 

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青紅葉がきれいです。

湖東三山の百済寺、金剛輪寺、西明寺は紅葉の名所です。

 

 

 

次回に続きます。

 

撮影日 2021年6月29日

撮影地 湖東三山 百済寺

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)


西国三十三所 第二十五番・御嶽山播州 清水寺〜番外・東光山 花山院 菩提寺〜第二十四・番紫雲山 中山寺

2019年11月26日 | 神社仏閣

書寫山圓教寺、法華山一乗寺も続いて兵庫県内の残り三ヶ寺、第二十五番・御嶽山播州 清水寺、

番外・東光山 花山院 菩提寺、第二十四・番紫雲山 中山寺も同日(10月31日)にお参りしました。

 

一乗寺の次にお参りしたのは、第二十五番・御嶽山清水寺です。

山門前の駐車場に到着したのは13:20分でした。境内にある清水茶屋で昼食を済ませてから大講堂へ。


播州清水寺

法道仙人の開基、西国二十五番札所

海抜500mの山上にあり、六甲の山並み、瀬戸内海、淡路島、明石海峡大橋、家島、四国等を見渡すことが出来ます。



少し早く色付き始めたモミジ



紫陽花はまだ色が残っています。





十月桜




大講堂



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次は番外札所・東光山 花山院です。

花山法皇(花山院)の菩提を祈るお寺です。

西国三十三所巡礼中興の祖である花山法皇ゆかりの地として番外寺院となっています。

 


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先ず花山法皇殿にお参り


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加護の木(本当の木の名前は鹿子の木です)

この木の落ち葉じゃなくて落ち皮(木の皮)には、ご加護(神仏の力添え)があり、

幸せになるとか、お金が貯まるとか言われます。

 

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有馬富士

有馬冨士 麓の霧は 海に似て 波かと聞けば 小野の松風(御詠歌)



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花山院菩提寺をの山門を出た時にはすでに15時半、これから宝塚の中山寺へは時間的に無理かも??

しかし錫杖さんが、なんとか16時半までには行けるでしょうと言ってくれて、この日五ヶ所目の中山寺へ向かいます。


第二十四番札所・紫雲山 中山寺の山門前に着いたのは16時20分過ぎでした。

取り敢えず私たちを山門前で降ろしてもらって、時間がないので小走りで本堂へ・・・

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中山寺の「鐘の緒」は、女性の大役である出産の無事安泰を祈る「安産の腹帯」として、本邦随一の霊跡と、古来よりその伝統をもち、深く信仰されてきました、 ことに幕末には、中山一位局が当山の鐘の緒を受け明治天皇を御平産されてより、明治天皇勅願所として霊徳をたかめ、「安産の寺」として名高く、安産を祈る人々が全国から腹帯を戴きにまいられます。


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錫杖さんの奥様がすぐに追いかけて来てくれました。

錫杖さんは車でお寺のそばを周回して、16時40分頃に山門前へ迎えに来てくれました。


400年ぶりに平成29年に再建された五重塔「青龍塔」

他では見られない青色の五重塔です。


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本堂にお参りしてから急いで御朱印をいただきに走ります。


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左の多宝塔も平成19年に再建されたものです。


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こうしてこの日、兵庫県内の札所の五ヶ寺のお参りを終える事ができました。

父母から引き継いだ西国三十三所の巡礼もこの時点で残す所三ヶ寺となり、この後、

11月7日に残りの槙尾山施福寺、葛井寺、総持寺にお参りして結願を迎えました。

この日一気に兵庫県内の全ての札所を廻ってくれた錫杖さん夫妻のおかげです。

早速掛軸の表装を表具屋さんにお願いして来ました。

仕上がれば掛軸と朱印帳、そして笈摺(おいずる)を仏前に供えたいと思っています。

錫杖さん、奥様ありがとうございます。

 

撮影日 2019年10月31日

撮影地 御嶽山 播州清水寺

    東光山 花山院菩提寺

    紫雲山 中山寺    

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


法華山 一乗寺(西国三十三所・第二十六番札所)

2019年11月25日 | 神社仏閣

第二十七番の書寫山圓教寺では2時間近く滞在し、次の第二十六番札所の法華山一乗寺へ来ました。

駐車場へ着いたのは11時40分くらいです。

 

一乗寺は、兵庫県加西市にある天台宗の寺院。西国三十三所第26番。山号は法華山、本尊は聖観音菩薩である。

寺伝では孝徳天皇の勅願で650年に創建、開基は法道仙人とされる。

国宝に指定されている三重塔は平安時代後期を代表する和様建築の塔であり、日本国内屈指の古塔である。

駐車場のそばで可愛いキノコ発見。










 




国宝三重塔

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サルトリイバラの赤い実



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第二十六番法華山・一乗寺でした。

次は第二十五番御嶽山播州清水寺(兵庫県加東市)へ向かいます。


撮影日 2019年10月31日

撮影地 法華山一乗寺(兵庫県加西市)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR



書寫山圓教寺 (西国三十三観音霊場 第二十七番札所)

2019年11月24日 | 神社仏閣

 九州大分港からフェリーさんふらわで神戸港へ戻ったのは、10月31日の早朝6時頃でした。

この日は当初から錫杖さんの旅行プランで、姫路の西国三十三所の観音霊場、第二十七番札所の書寫山圓教寺にお参りする予定になっていました。

ちょうど父母が生前に結願出来なかった、西国三十三所巡礼を引き継いで家内とお参りしていたのですが、

兵庫県内の五ヶ寺は全く行けていなかった札所でした。

事前に錫杖さん夫妻には話してはいなかったのですが、偶然にも圓教寺へのプランを立てていただき、今回お参りする事が叶いました。

そして旅行の途中で、兵庫県内には書寫山圓教寺を含め三十三所の札所があり、全てお参りできていない事を話すと、

錫杖さん夫妻が、「それなら今日1日掛けて、その五ヶ寺にお参りしましょう」と言ってくれました。

そんな事で、31日は西国三十三所の巡礼の旅となり、先ず最初に神戸港から一番遠くの圓教寺へ向かったのは午前7時頃でした。


書寫山圓教寺には、姫路市が運行している書写山ロープウエイで登ります。


書寫山 圓教寺

西国三十三所のうち最大規模の寺院で、「西の比叡山」と呼ばれるほど寺格は高く、中世には比叡山、大山とともに天台宗の三大道場と称された巨刹である。

京都から遠い土地にありながら、皇族や貴族の信仰も篤く、訪れる天皇・法皇多かった。

境内は、仁王門から十妙院にかけての「東谷」、摩尼殿(観音堂)を中心とした「中谷」、3つの堂(三之堂)や奥の院のある「西谷」に区分される。

伽藍がある標高371mの書写山は、兵庫県指定の書写山鳥獣保護区(特別保護地区)に指定されている。

2003年公開のハリウッド映画『ラストサムライ』のほか、NHK大河ドラマ『武蔵』(2003年)や『軍師官兵衛』(2014年)のロケ地にもなりました。


一隅を照らすの石碑  天台宗の寺院ではよく見かけます。

第253世天台座主(ざす)猊下・山田恵諦さん(1900〜1999)の名が刻まれてました。

天台座主を20年つとめられ、「比叡山宗教サミット」を開催、また一隅を照らす運動を推進されました。

行動的だったので「空飛ぶお座主」といわれた僧侶です。

 

「一隅を照らす」は天台宗を開かれた伝教大師(最澄)の教えという事は以前から知っていました。

一隅(いちぐう)とは、自分がいるその場所のこと。

自分自身が置かれている場所や立場で、最善を尽くして輝く事により、周りの人々や、町や社会も光り、

一人ひとりが輝きあい、手をつなぐことで、すばらしい世界が生まれる。そんな教えだと聞いています。


ロープウエイを降りて、本堂へ向かって参道の山道を20分ほど歩きます。

入山料500円にプラス500円を支払えば、マイクロバスで送り迎えしてくれますが、私たち4人は歩きました。

鐘楼の右側の山道を登ります。

 

参道を歩いていると、きれいに紅葉した楓(ふう)が見に留まりました。モミジバフウのようですね。

これはバスに乗車すれば見られなかった風景です。

 

左下に楓の特徴的な実がぶら下がってますね。

 




山道の途中では何匹ものリスに出会いました。

動きが早くて上手く撮れません(笑)

 

山道には三十三所のそれぞれの観音像が並んでいます。


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山門までやって来ました。

 

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流石に西の比叡山と言われるだけあって、境内は広く大小の伽藍が多くあります。

でもゆっくり散策する事は出来ません。

何しろこの後には、四ヶ寺への巡礼が控えているのです。境内のほんの一部を歩きました。

 

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御朱印をいただく摩尼殿に向かいます。


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石垣の上にきれいなシダが・・・思わずカメラを向けます。

こんな事をしているので、3人に置いて行かれそうになります(笑)

 

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摩尼殿にやって来ました。



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先ずお参りを済ませて、御朱印をいただきます。

朱印帳3冊(父母とtakayanと家内の分)、掛け軸、笈摺(おいずる)2枚


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今頃は境内では、紅葉が1番の見頃を迎えているでしょうね。



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大きさに唖然とするほどの立派な建物です。

正面は国宝の食堂(じきどう)で、中では写経ができるようです。

左側が常行堂(重文)、右側が大講堂(重文)です。



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大講堂も立派な建物で、これらの扉を毎日開け閉めするだけでも大変ですね。



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ところどころで色付いた木々も見受けられました。



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苔も本当にきれいです。



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参道には小さなお地蔵様が沢山おられました。



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こんな何気ない所にカメラを向けるのも好きです。



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先ほどはリスがいましたが、今度は野生の鹿です。人馴れしているようです。



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かろうじて姫路城のシルエットが見えました。300mmでやっと確認できました。中央付近の山の上です。



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モミジは色付はじめでした。

 

書寫山圓教寺の後は第26番札所、法華山一乗寺へ向かいます。


撮影日 2019年10月31日

撮影地 書寫山圓教寺

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)



天寧寺(彦根市)

2019年09月25日 | 神社仏閣

注文しておいたドライブレコーダーの取り付けのために、19日の午前、彦根市の滋賀トヨペットのディラーへ出かけました。

予約時刻の10時過ぎにに到着しましたが、作業時間が2〜3時間と言うことで、歩いていける所を探ししました。

以前から彦根ICを降りて、国道8号線へ出る際に見かける「五百らかん」の看板が気になってました。

その案内看板が曹洞宗の寺院、天寧寺の五百羅漢の案内看板であることを知り、一度行ってみたいと思ってました。

トヨタのディーラーから歩いて20分くらいの場所で、お天気も良くて散歩にはちょうど良い所でした。


R306号線から少し北側へ歩いて、少し小高い丘の上に天寧寺があります。




 城下町を一望できる丘の上にある曹洞宗の寺。秋になると萩の花が咲き、別名萩の寺ともいいます。

井伊直中(なおなか)が、腰元若竹(わかたけ)の不義をとがめ罰しました。

その後相手が自分の息子とわかり、自分の過失を認め、腰元と初孫の菩提を弔うために創建したといわれます。

本堂は簡素な造りですが、建立当時の特徴がよく表われています。

境内の十六体の羅漢(らかん)像は、16ケ国の大名から贈られたものといわれています。

京都の名工駒井朝運(こまいちょううん)に刻ませた木造五百羅漢(ごひゃくらかん)は、

「亡き親、子供、いとしい人に会いたくば、五百羅漢にこもれ」と云われるほど、

必ず自分の探し求める人の顔があるといいます。

庭は直弼(なおすけ)好みの借景の石州流庭園で、羅漢堂の東に地蔵像があり、

山門脇に直弼の供養塔や直弼の参謀格だった長野主膳(ながのしゅぜん)の墓、

たか女の碑などが寺院内にあります。 (滋賀・びわ湖観光情報より)






羅漢堂に入るとズラ〜っと並ばれた五百羅漢に圧倒されます。









羅漢さんの一人一人の顔の表情を見比べてみます・・・



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天寧寺は近江七福神の「布袋尊」



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井伊直弼の供養塔

ここは萩が有名ですが、この日はまだ咲きはじめでした。



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境内にはモミジや桜も多くあります。紅葉の季節にお参りも良いでしょうね。



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天寧寺は高台にあり、見晴らしがいい所です。

国宝彦根城が一望できます。



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桜の葉が少し色付き始めてました。



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色付いた桜や柿の虫食い葉を撮るのが好きです。



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自然が作り出す虫食い葉の模様は見ているだけで楽しくて、ついついカメラを向けてしまいます。

ちょっと小さな秋を見つけた気分でシャッターを切ってました。

 

撮影日 9月19日

撮影地 天寧寺(滋賀県彦根市)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810

    AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

    AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR


竹生島 3

2018年07月17日 | 神社仏閣

宝厳寺の本堂横の納経所で御朱印を頂き、三重塔を巡って都久夫須麻神社(国宝)にお詣りしました。

その後、島で一番見晴らしの良い龍神拝所で、家内安全の祈願を込めてかわらけ投げをし、港へ戻ります。

港でしばらく休憩し、13時40分発の今津港行きに乗船しました。

 

 

都久夫須麻神社

神社名は「つくぶすま」竹生島の古名だと言われています。

 

 

拝所から琵琶湖に向かう鳥居へかわらけを投げ、鳥居の間を通ると願いが叶うと言われています。

2枚セットで、1枚に名前、もう1枚に願い事を書きます。

1枚だけ通すことが出来ました。上出来です。

 

長浜と彦根からの船が入港してきています。

 

 

 

港の近くには売店が何軒かあります。

 

左から長浜港、彦根港、今津港行きです。

 

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往復とも同じ船「いんたーらーけん」です。

13時40分定刻に出航

 

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竹生島の景色は、船上のここからが一番の撮影ポイントです。

中腹に見える工事用の屋根に覆われた所が、唐門(国宝)と舟廊下(重文)です。

 

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右側は伊吹山です。

 

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竹生島がずいぶん小さくなりました。

 

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今津の町並みが近づいてきました。

 

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14時10分に今津港へ戻ってきました。

 

無事に西国三十三所第三十番札所、竹生島宝厳寺へのお参りをさせていただきました。

 

撮影日 7月12日

撮影地 竹生島(長浜市早崎町)

    今津港(高島市今津町)

機 材 Nikon D4S

    Nikon D810 

    AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

    AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)