高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

細野帆布

2009年05月30日 06時19分00秒 | 職人仲間

524_012 今回、ホテルが同じという事もあり、帆布の細野君と一緒に食事をとる機会が多かった。細野君は大学を卒業後、靴屋で有名な「ABCマート」に5年ほど勤めていた。

入社当時、20店舗くらいの規模であったが、会長の凄まじいリーダーシップで、上場を果たし、全国に多店舗展開を果たした。5年後に退職する時には200店舗以上に広がっていたそうだ。

そういった躍進する企業の現場にいた事は随分と勉強になったそうだ。今は家業の帆布の四代目。それまで製造卸が主だったのを、彼が帰ってきたことで、催事などの出店ができる様になった。自分の身の丈に合った経営を模索している所である。私も靴屋の杉浦君とも、同じ零細企業の悩みを抱えつつ話をするのだ。

そして、大の「てっちゃん」である。「てっちゃん」と言っても「ホルモンが好き」という事ではない「鉄道マニア」のてっちゃんである。走っている電車を見ると「アッ、あれは103系なんですよ!あれは30年以上前から走ってます。あの形が良いですよネ」と同意を求められるが、

私が見るとどの電車も真四角で殆ど違いが無いように見えるのだが?電車の話をし出したら止まらない。「しまった、聞かなければ良かった!」と思うのだ。

先日は、私の長男クルムがアルバイトをしているビアレストランに付き合ってもらった。何時さそっても、二つ返事で付き合ってくれるのだ。大阪でも有名なビアレストランで国内外のいろんなビールが楽しめる。

524_006 最初に頼んだのが、ヒューガルテン。残念ながら生サーバーからでは無かったが、フルティーな味わいが喉を潤してくれる。摘みに「オニオンブルーム」。カリフラワーくらいの大きさで、放射線状に切った玉葱をフライにしたものだ。

彼の所も子供が二人、奥さんの事や子供の事で話に花が咲く。これからもお付き合い宜しくお願いしますネ。

竹工房オンセ

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