高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

2014 後継者育成事業 3

2014年10月13日 08時16分07秒 | 後継者育成
後継者育成事業、二日目。
3週間の土・日を使って6日間で、一つの作品を仕上げます。
最初の二日間で、ヒゴ取りを済ませて置かないと、とても、最後までたどり着くことが出来ません!

今の予定では、

1日目 竹磨き、荒割り、荒剥ぎ、うす剥ぎ
2日目 幅取り、面取り、銑びき  ヒゴの仕上げ
3日目 底編み、立ち上げ
4日目 編上げ、縁の仮止め、
5日目 縁の仕上げ、足の取り付け
6日目 虫飾り、漆塗り、反省会、打ち上げ。
と、こんな予定を組んでいるのですが、当然生徒たちは、授業時間の中に出来る物ではありません。
どうしても、その分宿題になります。

生徒たちも、平日は通常の学校がありますので、この3週間は、休みをつ取ることが出来ません。
その上、宿題が出ますので、相当ハードな3週間に為るようです。

竹の道具類も、土曜日に、一通り伝統産業会館に持って来て、日曜日には、持って帰らなくてはなりません。
例年ですと、5人ほどの人員ですから、2台ほどの車で来ている人に、積み込んで貰い運搬してるのですが、今回は、10人分、
道具の量も相当になります。



軽自動車の後ろには、「これでもか!」というほど、道具が積み込まれています。

みんな、大変ですが、あと半月、頑張ってください。

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