元旦の三社参りをした時に、秋葉原から神田明神に向かう途中、いろんな所をウロウロ見ているので、神田明神と湯島天神のちょうど中間地点に出てしまいました。
道に掲げられている臨時の標識には、「神田明神⇔湯島天神」と書いてあるので、どちらが神田で、どちらが湯島か判りにくい標識でした。
道行く人に聞いていようと、ちょうど通りかかった親子連れの方に聞いてみると、
「私達もこれから神田明神に参りますで、ご一緒しましょう。」と、仰ってくれた。
品のいいお母様と娘さんである。
神田明神に向かう途中、世間話がてら、私は九州から来て、お正月を過ごしていること、また反対に、相手の方は山口出身で、毎年、湯島・神田・神田聖堂をお参りしていることなど、つれづれにお話する・・・・・・
どことなく品の良い雰囲気が漂った親子であった。
神田明神まで案内して頂き、正月早々、爽やかな御縁を感じました。
その親子さんが、デパートの売り場に来てくれたのです。
お二人が、ニッコリとして立っていました。
別れ際に、「三越での「日本の職人展」に出ています。」と、紹介していたので、来て下さったのです。
こんな出会いは嬉しいですな～。
人とのご縁は、何処から始まるのか判りません。親切なお二人の心根と、優しかが溢れる雰囲気に、何か、ほんのりしてしまいました。
買い物までして頂き、恐縮してしまいます。
今年も、良いご縁からスタート出来ました。
こんな出会いが最初にあると、今年一年、素敵な出会いがいっぱいできそうな気がします。
ありがとうございました。
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