高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

ネットの効用

2012年04月19日 05時31分57秒 | 工房

昨日は、一日中来客が途絶えなかった。
朝、8時過ぎに電話が鳴った。
出てみると、「今近くに来ているのですけど、道を教えて欲しい」と云う、
暫くすると、5人のおじさんがやって来た。わざわざ、兵庫県からやって来たという。竹細工を初めて3年ほどの方たちでした。
私の所では、弟子たちは、大体8時半から9時くらいにやってくる。こんなに早い時間に突然来られても、戸惑うばかりである。

基本姿勢は、「工房見学は受け入れている」が、突然やってくるのには、ちょっと困ってしまう。こちらにも都合と云う物がありますから・・・・・・

まぁ、せっかく遠方からお越しなので、暫く待ってもらってから、工房の中を案内。
1時間ほど見学して帰って行かれた。

暫くすると、今度は大分市内のお客様が、こちらは、事前に電話があり、「これから行っても良いでしょうか?」と、ご連絡を頂いた。
素敵なご夫婦で、奥様は籠好き、旦那さんはログハウスや田舎暮らしに興味津々で、工房のあちらこちらや、作りかけの石窯を見せたり、楽しいひと時を過ごさせて貰いました。お買いものまでして頂きありがとうございました。

すると、今度は入れ違いに、山口県からのお客様。
数日前に、アポイントがあった二人で、雑誌で私の事を知り、是非、工房を見てみたいと、遥々やって来た。
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現在、趣味で「竹トンボ」を作っているのだが、脱サラをして、これで食べていけないだろうか?と、模索しているそうだ。

「趣味で作っている分には、楽しいけれど、これを生業にするとなると、生半可な気持ちでは無理ですよ!」とお応えした。
「日本一の竹トンボ士に成ろうと思うのなら、遣ってみなさい。そうでなかったら、趣味の世界に留めておきなさい」と、アドバイスさせて頂いた。

工房を見学すると、丁度、3人の弟子が必死に籠つくりをしている姿を見て、感じるところがあったのでしょう。
「考えが甘かった!」と、呟いていた。

でも、最初はみんなそんなもんです。
「夢を持ち、目標に向かってひたすら進んでいく、何度も何度も、挫折しそうになりながらでも、諦めない!やり続けて行くうちに、少しずつ道は開けて行くのです。」
今回の、私の工房を見て感じた後、次に、どんな行動を起こすか?が、問題であって、諦めないで頑張って下さい。
将来、「竹トンボ」の名人が、生まれる瞬間だったかも知れない!

インターネットのお蔭で、いろんな所から見学や問い合わせが入ってきます。来週も、宮崎県綾町から観光バスでの見学申し込み・・・・

竹細工に興味のある方には、すべてオープンにしていますが、せめて、事前の問い合わせくらいはして来て下さいね!

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