高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

MG会計 2

2010年10月27日 05時33分28秒 | ブログ

昨日からのつづきです

1026_006a簡単な例題を一問
 
左の表が、図表になる
Pは商品単価、 Vは商品原価、 Mは商品粗利、 Qが販売個数、 Fは固定費、 Gが利益 
 
仮に、一月の売り上げ(PG)が300万円のとき、材料費(VQ)が200万円掛かった、その時、粗利は100万円、そこから固定費(人件費や設備費、宣伝、水道高熱、家賃・・・などもろもろ)80万円を引いたら、利益として20万円残った。と云う図です。
 
この会社が、売り上げを一割減らしたら、利益はどうなるでしょう?と云うのが、問題です。

此処までは昨日書いたところです。

 

私の中では、無条件で、売り上げを270万、原価が180万、すると粗利は90万残る、そこから固定費の80万を引くと、10円の利益になる。と計算したのだが、

同じ、問題を、隣のスーパーマーケットの社員さんは、違った答えを出していた。売り上げ、270万は同じだ。原価が200万円と計算している・・・・・・・えっ、そうか、この人の場合、スーパーなので、値引きして販売することが当た り前なので、売価で一割引いたのだ。これで計算していくと、粗利が70万、固定費は変わらず、利益は10万円の赤字である。

同じ、一割の売り上げ減でも、売り方によって経営内容はまったく違ったものになる。何が、私の経営には大きな影響を及ぼすのだろうか?自分の、経営を当てはめることで、少しは見えて来るようになる。

自分の会社の内容を当てはめ、利益に一番影響を及ぼすのは、売価なのか?原価なのか?固定費なのか?販売個数なのか?それぞれの会社によって違うのだ。

1026_002a 今回の5回のMGゲームを通じての優勝者、そのスーパーの経営者のT君だった。左は、インストラクターの四箇所さんから表彰状を貰うT君。

最終的には、すべての実際の数字をこのMG会計に当てはめ、自分の会社の経営分析をして、意思決定が出来るようになれば良いのですが・・・・・・・・・・・

今は、此処に至るまでにやらなくてはいけないことがある。

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