高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

妙なアルバイト?

2008年09月03日 13時17分25秒 | 工房

今年、工房に入った和田君。まだ、半年くらいしかならなら無いので、収入的には相当厳しいものである。私の所では、分業生産はしていないので、入ったばかりであっても、一つの作品の最初から最後まで自分で遣ることになる。入って間もない彼は作れるレパートリーもまだ一つか二つ、技術的にもまだ稚拙なので苦しい台所事情となる。

そんな彼が二日半、妙なアルバイトを見つけてきた。病院で薬の試験体になるそうだ。ジェネリック医薬品の人体データを取るために、薬を服用してその薬が作用しているか?どうか?1時間おきに血液を調べるそうだ。早く、言い換えればモルモットになるのだ。

彼に、「おい、そんな薬、大丈夫なのか?」と聞いてみると、

「新薬ではなくて、ジェネリックは特許の切れた薬を他のメーカーが作るものなので大丈夫でしょう?」と言う。

本当に大丈夫だろうか?相当な不安は残るが、二日間、病院に居て、検査されるだけで7万円のアルバイト料とは。良いのか?悪いのか?その答えが出るのは何時のことだろう。

竹工房オンセ

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