高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

秋晴れ

2006年09月21日 13時18分59秒 | 竹細工作業工程

_004s 久しぶりの秋晴れ、お天と様の恵みは本当にありがたい。今日は私も溜まっていた花かごの染色をした。やはり、からっとした天気の時に染色しないと、鮮やかな色目は出せない。以前、時間に追われて、小雨の振る中、染色したこともあるが、なんだかくすんだような色になり失敗した事がある。天気が良いとなんとなく気分も良いので仕事もテキパキとはかどる物である。

竹製品にとって一番厄介なのは湿度である。特に気温が_002s 高い時期に長雨が続くと最悪である。今年の夏も長雨でカビが生えないか神経を使った。竹篭の染色とともに横では妻と「我が工房のスペードのエース」と言われているマリちゃんがランチョマットを干している。これから来春のシーズンが始るまで半年近く寝かせることになるので、カビの生えないよう良く干し上げているのだ。

竹工房オンセ

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