高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

結婚記念日

2006年04月21日 21時33分00秒 | 家族

今日は16年目の結婚記念日。今年は出張のため離れ離れで迎えた記念日。17年前に出会ってから、私の人生は大きく変わった。竹細工を始めて4年目、やっと一人立ちできるようになって来た頃である。まだ、海のものとも山のものとも分からない私に よく賭けて06_010 くれたものだ。安心院の山の中、まだ建築中のログハウスを二人でコツコツと完成させ、少しずつ生活基盤を作ってきた。「若い時の苦労は買ってでもしろ」とよく言われたが、若い時はその言葉の意味の深さが分からず、「無理に苦労しないで済むなら、しないほうが良い」と思っていた。しかし、何も無い0からすべてを作り上げてきた経験からすると 「やはり、若いうちに苦労したほうが良いな」と思えるようになってきた。自分たちで作り上げてきた来た事からくる自信、ともに力を貸してくれた妻への信頼感、何事にも挑戦していくエネルギー。若い時は 人から見て苦労でも本人はそれほど苦労と感じないエネルギーがある、その時の経験が大きな自信になり二人の絆を作ってきてくれたと思う。本当に感謝である。

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