~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

熊本地震 震災ミュージアム「KIOKU」

2023年08月14日 | おでかけ
今日はいよいよ次男家族が帰省する日
昨日は朝からフル活動で寝室を掃除、ワックス掛け、そして芝刈りなど大忙し💦
久し振りに膝も腰もガタガタで腕も肩から疼いて痛み止めを飲みました😫 
墓参りも済ませ何とか受け入れ準備完了し・・・
昨夜するはずだったブログUPを朝から慌てて頑張ってます(笑)

8月2日㈬
葉祥明絵本美術館を後に向かったのは先月完成した震災ミュージアム「KIOKU」
被災した旧東海大阿蘇キャンパス内に展示施設が建てられました。
施設のシンボルネームは一般公募から選ばれたそうです
熊本地震を追体験しそこから得たものを記憶し
未来へ語りつがれるようにという願いが込められています。
入館料500円支払い入館証を首から掛け施設を見学します。

展示物は個人利用に限り撮影可能のようで・・・


崩落した阿蘇大橋の看板


本震時間のまま止まった東海大学キャンパス体育館の時計
2016年の4月16日のあの日がよみがえり胸が熱くなります。
熊本地震のその時のシアターもありましたが今日は時間がないので
被災した旧東海大キャンパス1号館へ

遠くから見ると何事もなかったようですが・・・

振り向くとミュージアムの向こう阿蘇の山々に京都大学火山研究所も見えます。


ワンピースのロビン像が・・・


地表地震断層
団体で来ていた小学生が先生に「これは作り物?」と尋ね
「本物だよ」と言われ驚いていました。


左の学生会室は老朽化が激しく基礎部分だけが残されていました。

1号館

中を覗くと階段は倒壊し今にも崩れ落ちそう・・・
地震当時のまま残されていた屋内はガラスが反射して写真は撮れませんでしたが
もし、学生たちがいた昼間に地震が起こっていたらと思うとゾッとしました。


1号館 正面玄関
地震による段差が・・・

地震前と地震直後の様子

地震発生直後に道路が寸断していた勤務先の阿蘇へ何とか入り
約半月の間、帰宅せず職場に寝泊まりし被害状況を調査していたオジサン
この1号館の中にも入り、まさにこの写真の状態を直接見たそうです。
私よりもずっと感慨深い思いのようでした。

正面玄関広場の前からは崩落した場所が見えます。
この崩落により豊肥線が寸断され、阿蘇大橋が倒壊しました。
見学を終え戻ると・・・
夏休みでもあり大型バスの小学生や高校生の団体が次々とやって来ていました。
熊本県下の小中高校生は名札や学生証など確認するものがあれば無料なので
孫1号Yちゃんをぜひ連れて来たいと思いました。

「KIOKU」から熊本地震で不通になり開通後も殆ど通らなかった道を帰っていると・・・
10年前、鉄瓶を買った店に照明がついているのを見つけ立ち寄ってみました。
地震により入り口が変わっていた「むん樹」
階段は少し崩れたそうですが建物は無事だったそうです。
もちろん中の商品はめちゃくちゃだったそうですけど・・・
店主の女性がいらっしゃって10年前に鉄瓶を買ったことを覚えて頂いてました。
その時のブログは⇒コチラ

以前に比べておかれている品はずいぶん変わっていましたが
記念に黄色い色に魅かれて一つ購入しました。
「ぐい吞みに呼ばれてきたのかもですネ」と店主の女性がポツリ

以前のブログを確認していたら鉄瓶を買ったのが10年前で
その時も10年振りにぶらっと訪れたようで・・・
どうやら10年毎に呼ばれているようで次に来るのは10年後と言うことかな?(笑)

このお店の駐車場からは崩落現場が目の前に見えます。

車が走っている道が国道57号線でその上にJR豊肥本線があり・・・
写真は間に合わなかったけど阿蘇方面から赤い九州横断特急がやって来ました。

もうすぐ熊本地震から7年4ヶ月
あの時は本当に大変だったのに最近は地震もほとんどないので記憶が薄れ
危機感がなくなりつつあることを反省した一日になりました。



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2 コメント

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Unknown (あおぞら)
2023-08-15 11:20:30
いつも拝読してそのまま終わっており、すみませんです;。

KIOKUという記念館が出来たのですね。
東海大学のキャンパスは一瞬にしてズタズタになったと聞いております。
現在南阿蘇にお住まいの方が学生時代に通った場所だそうで、まさかあのようなことになるとは、と驚き且つ悲しんでおられました。
自分が学びの場であったところが、まさかそのようになるとはと思いますよね。
それが今は多くの方にその当時の惨状を知って頂ける場所になったのですね。
それにしても僅か数年前と思える出来事が、小学生にはその記憶すらない事なのだと、その事に改めて感じております。

美しい景色が素晴らしい阿蘇なのでしょうが、このような酷い地震もあったんだよと、それもまた記憶に留めてほしいものだと思います。
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あおぞらさんへ (taka)
2023-08-20 10:09:46
コメント大変遅くなりスミマセン
経験されたことのない方に熊本地震や自然災害の恐ろしさが
どこまで伝わるかわかりませんが・・・
それでもこうしてそのままの状態で残すことが大切かもしれません。
あの時、震源地より少し遠い県南に住んでいた孫1号Yちゃん
3歳でしたが地震アラートに怯え・・・
怖かった記憶は残っているようです。
いつ起こるか。再び起こるかもしれない地震
あらためて身が引き締ます思いでした。
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