ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

茶番

2023-03-07 20:29:51 | 時事(国内)
帰りたいけど帰れないガ―シーさん、帰国せず…。

この方、いろんなことで非難轟轟で、特に年配の方なんかは全く理解できないだろうから大嫌いだろうなと思う。ひと昔前のホリエモンに対しての世間の見方に似ているかもしれない。そもそも国会には出席しないという公約を掲げて当選している彼は、頑なに国会に出ないことで、必死に公約を守っていると言える。表向きには逮捕を恐れ帰国できなかったとしてもだ。

本当のところは国会に出席しないことと、国会に出席しなくて良いというのは別の問題で、この人はまず国会に出なくても良いルールを作る為に仕事をしないといけないんだと思う。それをしないなら、まずは何かひとつでもインパクトのある仕事をした結果を見せていただきたい。それはトルコの震災を見に行くことでもなければ芸能人の暴露などでもなく、自民党の大物議員の暴露とか何か政治に関することで少しでも「おおー」というものがあれば、まだちょっとは理解されるかもしれない。ただ何もしないでネット配信だけで、あれこれ言っていても誰も評価しないだろう。

次の罰則ステップは確実に上がる。この人はお金には困っていなさそうなので、その為の議員にしがみつくことはないんだろうけれど、せめてクビになる前になにかひとつくらいは結果を残してほしいと思う。もっとも諸悪の根源は、この人を担ぎ上げた立花氏なんだけれど…。

N国党に入れた有権者はおそらく「NHK受信料の廃止や大幅減額」や「違反行為や居眠りをしている政治家や官僚を暴露して追い込む」というこの2点に対してN国党に投票したはずだ。けれど実際は何もできていないし、党首の立花氏も今やかつての影響力もないし、注目度も下がるばかりで何の成果も見いだせていない。

なんだか、すべてが茶番っぽい気がしている。


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打つ手なし

2023-03-06 20:29:51 | 時事(国内)
昨日まで肌寒かったのに、今日からいよいよ春を感じさせる気温になってきた。
ようやく春が本格的にやってきた気がする。こんなに急激に暖かくなると、桜の開花も早まるかもしれない。

日本の出生率、激減の話。
初の80万人割れなどと言われているが、もうすでに手遅れに近いと思う。日本では選挙に行くのが爺さん婆さんばかりで、この方々は未来の事にさほど関心がない。それよりもいかに今が大事ということで、福祉に力を入れよとばかりで子供に手厚い政策を良しとしない。だから思い切った政策に繋がらない。少子化は間違いなく経済が縮小していく。それが分かっていても有効な手立てが出来ないのはもどかしいに尽きる。日本は積極的な移民政策もしないし、それでいて人口を増やすなんて、生んでくれた人に超優遇策を取るしかない。ここは借金してでもやらないといけないんじゃないかと思うけれど、今のままでは、日本の未来は本当に暗い。

後は、できるだけ若者が選挙に参加できるように、マイナンバーを活用してスマホで投票ができるようにすれば、もっと若者の意見も尊重されるのだけれど…。これも時間がかかりそうだし、まさに打つ手なしだな。

今日は大阪へ出張してきた。朝7時の名古屋発の近鉄特急はほぼ満席。こんなに混んでいるのはコロナ禍になってからは初めてだと思う。まだ春休みでもないのに、それだけ人の往来が増えているのかな。良いことだけれど。

暖かくなってきて、どこかに出かけたいな…。
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カリスマ逝く…

2023-03-02 20:38:52 | 時事(国内)
大川隆法氏、亡くなる。

うちのお客さんで何人か熱心な信者がいる。そのうちの一人は幸福実現党から2度出馬している。それまでほとんど宗教的な話をすることなどなかったが、落選直後に会った時、一度だけ「もう一度、政治の世界を目指すんですか?」と聞くと、「うちの党は信者の数だけ票が入らないのよね、他からの票も期待できないし、しかも供託金は全部自腹だから大変なのよ…」と胸の内を聞いたことがあった。

何を信仰するのも個人の自由で、他人がとやかく言うことではないが、こういうカリスマ的教祖に惹かれる人に共通するのは、皆とても真面目な人だということ。女性の年配の方でも比較的高学歴で意識の高い人、そしてちょっと経済的に余裕がある人というのが、私の勝手な印象である。信仰の中身はまったく知らないし興味もないが、離脱して対立している長男の手記やインタビューを聞くと物欲まみれも甚だしくやりたい放題。実の父親をここまで言うのかというくらい毒ついている。けれど裏も表も知る家族から声は、案外信憑性があるように感じる。

とはいえ、彼は亡くなった。

最後の最後に自己演出が出来ずに突然終わってしまったことに、さぞ無念だっただろうと思う。
圧倒的なカリスマの死で今後、教団はどうなるんだろう?会員の大量離脱はあるんだろうか?前妻との間の子供たちとは、そのほとんどが距離を置いているという。30歳くらい年下の再婚妻がとりあえず代行するんだろうか?

以前と比べて、新興宗教団体はみんな弱くなったなと感じる。本当にどれだけのところが生き残っていけるのか。PL教団は維持していくのも大変そうだし、結構強力だったエホバの証人なんかは袋叩き状態で苦労している。神様はともかく現世の教団や信者の人たちは大変だなと思う。安泰なのは池田さんのところくらいか…。

ネットの普及と世の中の変化で、これからは徐々に宗教不要の時代になっていくのかもと思ったりもする。
心の拠り所が不要になるのではなくて、各自が五感を超えた世界をデジタル機器を通じて認知出来るようになり、直接的に神や天に繋がるようになる。

そんな世界がやって来る…?

ないか!…。


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悲願のルート

2023-03-01 20:42:03 | つぶやき
随分前から言われてはいたが、インドのGDPがイギリスを抜いて世界第5位になったようだ。

まさに、あのインドが…である。
私の知るインドは20年以上前で止まったままだ。町は汚く物乞いに溢れ、埋めがたい大きな貧富の差があり、この国が豊かになることなど永遠にないだろうと思わせてくれる光景ばかりだった。だからその後の大発展に対してまったく実感がない。いつだったたかテレビの報道で高層ビル群が立ち並ぶどこかの大都市が映し出されていて、洗礼されたオシャレな男女がカフェでお茶をしていた。それがムンバイだと分かって驚いた。

かつてボンベイと呼ばれていた時代に訪れたことがあったが、私の知るボンベイは巨大なスラムと列車の車両からはみ出すほどの乗客と劣悪な環境の宿だったサルベーションアーミ―しかない。暑くて涼もうと入った高級ホテルのホテルタージマハルではたった2分で追い出された。しかもまるで物乞いを追い出すような感じで心が折れるほどだった記憶がある。

インドはカーストが根強く残る階級社会で、当時から金のない奴は例え外国人だろうが塩対応されるのは当たり前のこと。金持ちが立ち寄る場所ではそれ相応な身なりを求められる。なんとなく外国人なら許されるという感じではなかったことが強く印象に残っている。

政治的に言えば、アメリカの一強に対して中国が対抗する構図の中、第3局であるインドが台頭する時代がいよいよやってきた、ということになるんだろうか。時々ヒマラヤの国境地帯で小競り合いが報道されるインドと中国。かつては中印戦争もあり昔から仲が悪いのは有名な話である。けれどだからと言ってアメリカ側に付いて中国と対峙するかというとそうではないということ。たしかに中国も脅威ではあろうが、インドの宿敵はただひとつパキスタンだけだ。しかもインドはかつてのソビエト時代からロシアとも密接で、現在も制裁には加わらずロシアから安くエネルギーを購入し上手く立ち回っている。

つまりインドは真に誰とも組まず、自国の利益でしか動かない。そういう意味で言えば対中国に対してもあまりアテにはできず、積極的に世界に影響力を持つ大国になるつもりなど鼻からないように思える。逆に言えば、常に中立で同盟を組まない代わり大国に媚びも売らず済むし、ひたすら自国の利益のみを考えれば良いので、もっとも賢いといえるかもしれない。

日本にとって決して敵になることはないけれど、見方としても期待はできない。あくまでもビジネスライクに対等な関係で、おそらくはあまり緊密になることはないのではないかと思う。

今度インドに行くときは、ミャンマーから陸路でインドへ、またはその逆から…。
これだけは、まだやり残していることの一つだ。

数年前、今チャリンコで台湾を一周中の旅友夫婦がこの国境を越えてインドからミャンマーを経てタイまで旅をしている。
80~90年代の旅行者の悲願のルートである。

いつの日か、なんとしてでもここは行きたい。
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