ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

次は黒田さんで…

2022-08-27 09:33:41 | つぶやき
久しぶりに催事専門の同業者が訪ねてきた。

彼女はベトナム雑貨専門の催事屋さんで、1年中、東海地方を中心に、最近では関東や関西までも販路を広げて頑張っている。コロナ禍の2年半の間、催事の中止などで多くの業種同様、大変厳しかったようだが、今年になりようやくひと山超えたとのこと。先月は2年半ぶりにベトナムに仕入れに出かけたらしい。ベトナムはコロナ禍の不況からいち早く脱却した国として、以前報道されていたので、その辺を聞いてみると、ガソリン代などがちょっと高くなった程度で、物価の上昇もほとんど無かったとのこと。仕入れ価格にもほぼ影響がないし、生産者の減少もなく、仕入れするに当たっての状況の変化が何もないことに、逆に驚いたと言っていた。同じ東南アジアでもタイとは対照的かもしれない。円安での多少の影響はあったようだが、円とベトナム通貨ドンとの対比は円と米ドル、円とタイバーツほどの下落はなく安定しているのだとか。中国依存も周辺国ほどではないし、ベトナム戦争で鍛えられただけあって、基本的に逆境に強いのかもしれない。

ベトナム、皆が疲弊している時に強さを発揮する。良い国だな。うらやまし過ぎる。

タイも中国も物価上昇が甚だしい。うちが扱うものでは平均すると8~10%程度上がっている。そこへきて円安が追い打ちをかけてきてるので、まさにダブルパンチ。しかも現在7波で消費も冷え込んでいるので、完全にトリプルパンチ状態。一体、誰の魂胆で円安政策を維持しているのか、仮に日本が主因ではないとしても、110円くらいまで戻せる施策はあるはずなのに…。とにかく日銀の黒田さんには文春砲かなんかで、過去の失態が明るみに出て退任、その後、政策転換という風にならないだろうか。人間叩けばひとつやふたつ埃は出るもの。過去に銀座のクラブでホステスに…とか、文春、次は黒田さんでお願いします。

ここのところさらに円安が続いている。今週頭に入金しておいてまだ良かった。欲しいものはたくさんあるのに、選別せざる得ない。ちょうど今から10年前、1ドル80円台と超円高だった2012年が懐かしい。当時にバック・トゥ・ザ・フューチャーしたい。

ネットにアメリカやハワイに行った旅行者が投稿で、現地での旅費の詳細を綴った記事を見てびっくり。家族4人でラーメンを食べて1万円とかカフェスタンドのコーヒーが1杯1000円とか、もうアメリカへは行けないなと思ったり。どこの国でも安くあげる術はあるはずで、こういう人らは基本的にそもそも節約してという思考の人ではないんだろうけれど、それでもじり貧へ突き進む日本人は、今後、先進国には行き難くなるんだろうなと悲観してしまう。

8月最後の週末。

朝なんかはちょっと初秋を感じさせるようになってきた。

季節の変わりと共に、前向きにリセットしていきたい。

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