ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

自宅待機

2021-09-28 20:24:40 | 時事(国内)
ようやく宣言が終わりそう…。

終わるからと言って一気に何かが変わるとは思えないけれど、少しづつ共存へと意識が変わって、通常の日常を取り戻す方向に向かってくれたらと思う。で、行動制限の自由、これをどんどん積極的にやっていただきたい。ワクチンパスポートの活用も含めて…。

ただ残念なのが、日本帰国時の自主隔離についてワクチンパスポートで隔離なしにならなかったこと。14日から10日へのたった4日間のみの短縮だったことだ。もしかするとこの10月からタイに行けるかもしれないと思い、ワクチンパスポートも用意して、ついでにこの自主隔離についても詳しく調べておいたので記しておきたい。

「自主隔離」は正確に言うと「自主待機」ということで、厳密に言えば強制力を持たない、あくまでもお願いベースということになっている。一応、帰国時に誓約書なるものを厚労省へ提出する。そこには自宅待機中に14日間、原則、外出しないとか公共交通機関を使わないという約束事が書かれており、これについて承諾させられる。さらスマホにアプリをダウンロードさせられて、毎日数回、位置情報などを求める連絡がやってくるそうだ。これについては家にスマホを置き、誰かに頼むことで回避できる。誰もいない場合はちょっと難しい。もしこれを完全無視して外出し続けた場合、別段、罪に問われることはないが、罰則として、厚労省のHPにある、禁を破った者リストに氏名などの個人情報が掲載されることになる。もっともこんなもの誰も見ないし、気にしなければ良いだけだが、人によっては罪の意識に駆られるかもしれない。現在までに37人程度公表されているとか。結論としては、仕事などで連日、外出しなければならない人は難しいかもしれないが、リタイヤしている方やリモートで仕事の方にはあまり問題なさそう。近所に買い物程度なら普通に皆、外出しているらしいし、完全隔離のイメージとは程遠いものがある。

特定国からの入国、帰国に際して3日間の待機については、これは「強制隔離」であり、こちらは検疫の指定する場所、実質ホテルでの隔離となる。しかし、こちらのホテル代は国が持ってくれるので無料だ。帰国時の国によって隔離が3日のところもあれば6日間、10日間の場合もある。この強制隔離をクリアして晴れて自主待機となる。前述の話は、ここから先の話である。

例えば、この強制隔離の無いタイやアメリカから帰国の場合、自宅までの交通機関を確保するだけで自宅へ直帰できる。空港のパーキングへ車を止めて置いて、自ら運転して帰るのも可能だ。昨日、アメリカから帰国した小室さんも専用車で自宅へ直帰しており、現在14日間の自宅待機中だ。ただし彼の場合、マスコミの目もあり、一歩たりとも外出できないのは当然だが、まぁ、ちょっと気の毒だなと思う。

11月からはアメリカが国境を開放する。本来、ワクチンパスポートは相互運用が原則なので、もしかするとアメリカから「日本も開放しろ!」と圧力がかかるかもしれない。むしろそういう流れでしか日本は腰を上げない可能性もあるので、アメリカや他の国からも日本に対してどんどん要求してもらうのが一番手っ取り早いかもしれない。

いずにしても第6波は、そのうちやってくる。

そうなると、再び様々な締め付けが始まるだろう…。

開放直後は、開いたり閉まったりを繰り返しながらというのもあるかもしれない。

その隙間を見つけて、行って帰ってくる。

来年初頭はそんな感じだろうと勝手に思っている。


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