ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

知らぬが仏

2007-05-28 20:45:46 | 旅行(海外)
物には全て定価がある、という日本の常識は世界の常識ではない。

欧米諸国と一部の国を除くと、定価という概念のある国のほうが
圧倒的に少ない。
ほとんどが売り手との交渉によって価格は決まるのだ。

海外に行って「ボラれた」という話は良く聞く。
しかし、それは自らの手でお金を渡した以上、結してボラれたのではなく
、自分がその物の価値を知らなかっただけだ。
また、同じような話で、「言い値の半額で買って得した」という話も良く聞く。
しかし、言い値は定価ではないのだから、安いという根拠は何もないのである。

少し考えれば、ボラれない方法はいくつかあるだろう。
しかし、旅行者が短期間で、完全にその国の物価を把握するのは至難の業である。
されど、購入したものが、実はもっと安かったと知ったときのショックは大きい。

では、どうするか?

答えは、そこで価格の探求などせずに、さっさと帰国することだ。
これが、一番悩まずに済む。

まさに、知らぬが仏だ。











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