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隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 Vol.601~650

2025年06月10日 | テレビ番組

隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズが、2025年6月7日にアップした『アナザーストーリーズ「2024年2月~25年5月放送ピックアップ」』で、650回を数えました。

 

 

Vol.1~50までの記事の一覧 、  

 

Vol.51~100までの記事の一覧 、

 

Vol.101~150までの記事の一覧 、 

 

Vol.151~200までの記事の一覧 、


Vol.201~250までの記事の一覧 、


Vol.251~300までの記事の一覧 、


Vol.301~350までの記事の一覧 、


Vol.351~400までの記事の一覧 、


Vol.401~450までの記事の一覧 、


Vol.451~500までの記事の一覧 、

                                                     Vol.501~550までの記事の一覧   、

 

Vol.551~600までの記事の一覧 は、既にリストにしています。


そこで、Vol.601~645までの記事をリストにしましたので、ご参照下さい。

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.601  2024/8/2    『ドラマ「海のはじまり」』 

Vol.602  2024/8/8    『ドラマ「新宿野戦病院」

Vol.603  2024/8/13   『ドラマ「ギークス~警察署の変人たち~」

Vol.604  2024/8/19   『ドラマ「マル秘の密子さん」

Vol.605  2024/8/23   『「ものまね番組」 Part3

Vol.606  2024/8/25   『ドラマ「続・夢千代日記」

Vol.607  2024/8/30   『ボクらの時代「2023年9月~2024年8月放送ピックアップ」

Vol.608  2024/9/6    『ドラマ「スカイキャッスル」

Vol.609  2024/9/11   『ファミリーヒストリー「2023年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.610  2024/9/19   『台湾ドラマ「火神の涙」

Vol.611   2024/9/26   『鶴瓶の家族に乾杯 「2024年2月~7月放送ピックアップ」』 

Vol.612   2024/9/30   『2024年夏の連ドラ総括』 

Vol.613   2024/10/5   『ドラマ「終りに見た街」』 

Vol.614   2024/10/7   『A-Studio+「2023年9月~24年6月放送ピックアップ」

Vol.615   2024/10/11  『ドラマ「団地のふたり」』 

Vol.616   2024/10/13  『こころ旅「2024年秋の旅」ピンチランナー登場』 

番外編    2024/10/18  『訃報:西田敏行さん』 

Vol.617   2024/10/21  『ドラマ「母の待つ里」』 

Vol.618  2024/10/25  『世界ふれあい街歩き 「チューリヒ」、「ブルージュ」

Vol.619   2024/11/4   『ドラマ「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」』 

Vol.620   2024/11/10  『ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」』 

番外編   2024/11/20  『訃報:火野正平さん

Vol.621  2024/11/23   『ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」

Vol.622  2024/12/1    『ドラマ 「ザ・トラベルナース」』 

Vol.623  2024/12/6    『ドラマ「海に眠るダイヤモンド」』 

Vol.624  2024/12/14  『中国ドラマ「ありのままの君に恋して」

Vol.625  2024/12/21  『2024年秋の連ドラ総括 

Vol.626  2025/1/10   『ドラマ「スロウトレイン」』 

Vol.627  2025/1/18    『アナザースカイ「2024年2月~3月放送ピックアップ」

Vol.628  2025/1/24    『カンブリア宮殿 「2024年8月~12月放送ピックアップ」

Vol.629  2025/1/30   『ドラマ「坂の上の雲」』 

Vol.630  2025/2/4     『ドラマ「私たちの東京ストーリー」

Vol.631  2025/2/8     『ドラマ「週末旅の極意2」』 

Vol.632  2025/2/12   『ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」』 

Vol.633  2025/2/17    『ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」

Vol.634  2025/2/24    『ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」

Vol.635  2025/2/28    『ドラマ「119エマージェンシーコール」』 

Vol.636  2025/3/9     『ドラマ「御上先生」』 

Vol.637  2025/3/13   『A-Studio+ 「2024年11月~25年2月放送ピックアップ」』 

Vol.638  2025/3/28   『14年続いた「サラメシ」が終了

Vol.639  2025/3/31   『2025年冬の連ドラ総括』 

Vol.640  2025/4/7    『ボクらの時代「2024年9月~24年11月放送ピックアップ」』 

Vol.641  2025/4/16   『大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」

Vol.642  2025/4/20   『ドラマ「わが家は楽し」

Vol.643  2025/4/26   『ドラマ「晴れたらいいね」

Vol.644  2025/5/2    『ドラマ「対岸の火事~これが、私の生きる道!~」

Vol.645  2025/5/5    『こころ旅「2025年春の旅」田中美佐子が二代目ランナーに

Vol.646  2025/5/11    『ドラマ「ソロ活女子のススメ5」

Vol.647  2025/5/17    『ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」

Vol.648  2025/5/26    『ドラマ「キャスター」』 

Vol.649  2025/6/2     『朝ドラ「アンパン」

Vol.650  2025/6/7     『アナザーストーリーズ「2024年2月~25年5月放送ピックアップ」

 

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テレビ Vol.650 『アナザーストーリーズ 「2024年2月~25年5月放送ピックアップ」』

2025年06月07日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第650回は、『アナザーストーリーズ 「2024年2月~25年5月放送ピックアップ」』をお送りします。

 

 

アナザーストーリーズ 運命の分岐点』(以下:アナザーストーリーズ)は、NHK BSテレビ (以前は、総合テレビ) で、原則毎週水曜日 21:15~22:00に放送されているドキュメンタリー番組です。放送開始は、2015年(平成27年)4月1日。

 

この番組では、それぞれの人生が “運命の分岐点” を迎えた時を、映像や決定的瞬間を捉えた写真で、3つの視点から事件の “アナザーストーリー” に迫ります。


似たようなタイトルの番組としては、「アナザースカイ」 が、ありますが、内容は全く異なります。


現在のナビゲーターは、2018年11月から担当している女優の松嶋菜々子。初代が、女優・真木よう子。二代目は、女優・沢尻エリカ。


ナレーターは、放送開始から、俳優の濱田岳です。


毎週観ている番組ではありませんが、興味のあるテーマが放送された時には、チャンネルを合わせています。

 

 

今日は、2024年2月~2025年5月に放送された番組の中から、三放送回を取り上げます。

 

 

2024年2月9日には、『韓国 ナッツリターン事件の衝撃』と題して、放送されました。

 

 

「ナッツリターン事件」は、2014年12月5日 ニューニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港から、仁川国際空港へ向かう大韓航空の機内で発生しました。韓国の財閥三世で、大韓航空副社長のチョ・ヒョナが、乗務員のナッツの出し方を不服として航空機を搭乗ゲートにリターンさせ、チーフ・パーサーを機内から降ろしたものです。


後に “ナッツ姫” と呼ばれたチョ・ヒョナのこの行為は、韓国の人々を怒らせました。

 

(記者団を前に、謝罪に追い込まれるチョ・ヒョナ)


その背景には、社会的経済的に地位の高い人が、横暴な振る舞いをする “カプチル” という、構造的な問題があるといいます。


番組では、韓国独特の階級社会に闘いを挑む人々の物語を、紹介しました。


放送の中で、紹介されたのが、「ナッツリターン事件」の後に、“カプチル” 問題を提起する動きが広がり、2019年に公開された映画「接戦:甲乙戦争」です。

 

 

2025年4月30日放送のタイトルは、「山田太一傑作ドラマ 『岸辺のアルバム』 と多摩川水害」。

 

 

山田太一 原作・脚本によるテレビドラマ 『岸辺のアルバム』は、TBS系列で1977年6月24日から9月30日まで放送されました。

 

(山田太一)


家族の崩壊を描き、最後は水害で自宅そのものが流されるセンセーショナルな物語は、1974年9月に起きた「多摩川水害」をモチーフに作られました。


堤防が決壊し、住宅19棟が流失した衝撃的な光景。その一部始終が映像におさめられ、世間の関心を集めました。

 

水害によって流出する住宅(空撮)


突如、日常を奪われた時、人は何を思うのか?ドラマプロデューサーが語る名作誕生秘話。そして、被災者が語る知られざる家族の再生の物語。さらに、ドラマに出演していた国広富之へのインタビューも、放送されました。


尚、「隊長のブログ」では、山田太一さん原作・脚本のドラマを、これで五本を紹介したことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい

 

 

2025年5月7日には、『世界がまだ見ぬボールパークを!  日本ハム本拠地移転』と題して、放送されました。

 


人口6万の街・北海道北広島市に年間400万人が押し寄せる!2023年に開業した北海道日本ハムファイターズの新本拠地「エスコンフィールド」。


球場を中心に “一つの街” をつくり上げる壮大な “ボールパーク構想” は、いかにして実現したのか? 総工費600億円!“常識” と闘い続けた男の執念。一筋縄ではいかない“現実”と対峙した行政マンの苦闘。雪国の厳しい“自然”に挑んだ建設関係者や、天然芝の専門家の気概。未来を築く者たちの物語が放送されました。


隊長は、プロ野球12球団の現本拠地球場の内、「エスコンフィールド」を除く、11球場を訪れています 。この日の放送を観て、改めて同球場に行ってみたくなりました。

 

「隊長のブログ」では、『アナザーストーリーズ』を、これで七放送回を、取り上げたことになります。詳細は、こちらをご参照下さい  。

 

『アナザーストーリーズ』次回は、「月の石が盗まれた! 世にも奇妙なNASA窃盗事件」と題して、6月11日(水)夜9時15分から放送予定です。

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1 ~ 635 省略

Vol.636  2025/3/9     『ドラマ「御上先生」』 

Vol.637  2025/3/13   『A-Studio+ 「2024年11月~25年2月放送ピックアップ」』 

Vol.638  2025/3/28   『14年続いた「サラメシ」が終了

Vol.639  2025/3/31    『2025年冬の連ドラ総括』 

Vol.640  2025/4/7     『ボクらの時代「2024年9月~24年11月放送ピックアップ」

Vol.641  2025/4/16    『大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」

Vol.642  2025/4/20    『ドラマ「わが家は楽し」

Vol.643  2025/4/26    『ドラマ「晴れたらいいね」

Vol.644  2025/5/2     『ドラマ「対岸の火事~これが、私の生きる道!~」

Vol.645  2025/5/5     『こころ旅「2025年春の旅」田中美佐子が二代目ランナーに』

Vol.646  2025/5/11    『ドラマ「ソロ活女子のススメ5」

Vol.647  2025/5/17    『ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」

Vol.648  2025/5/26    『ドラマ「キャスター」』 

Vol.649  2025/6/2     『朝ドラ「アンパン」

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「山田太一 原作・脚本ドラマ作品」 記事一覧

2025年06月06日 | テレビ番組

脚本家・小説作家・随筆家の 山田 太一 さんは、昭和9年(1934)に東京市浅草区で、生まれました。

 

 

昭和33年(1958)に、早稲田大学教育学部国語国文学科を卒業。


卒業後、松竹大船撮影所入社し、演出部で木下惠介監督の助監督に。


昭和40年(1965)には、脚本家として独立。


以後約半世記にわたって、『岸辺のアルバム』、

 

 

『早春スケッチブック』、『ふぞろいの林檎たち』、『キルトの家』など、数多くの名作テレビドラマの脚本を、手がけました。


昭和63年(1988)、小説『異人たちとの夏』で、すぐれた物語性を有する小説・文芸書に贈られる「山本周五郎賞」を、受賞。


主な小説作品には、『飛ぶ夢をしばらく見ない』、『冬の蜃気楼』、『終りに見た街』、『空也上人がいた』が、あります。


平成27年(2014)に、エッセイ集『月日の残像』で、日本語表現の豊かな著作(評論・エッセイ)に贈られる「小林秀雄賞」を受賞しました。


脚本・小説・随筆を始めとして、幅広い分野で活躍しましたが、令和5年(2023)11月29日に、老衰のため89歳で亡くなられました。


そんな山田太一さんの原作・脚本ドラマ作品を、「隊長のブログ」では、これまでに五本を紹介しています。


詳細は、下記の記事一覧をご参照下さい。

 

 

==「山田太一 原作・脚本ドラマ作品」 記事一覧 ==

1.  1976年2月~77年6月放送 『男たちの旅路』 脚本

2.  1986年1月~2月放送 『シャツの店』 脚本

3.  1992年4月放送  『チロルの挽歌』 脚本

4.  2024年9月ドラマ  『終りに見た街』 原作

5.  2025年4月放送 『山田太一傑作ドラマ「岸辺のアルバム」と多摩川水害』

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「アナザーストーリーズ」 記事一覧

2025年06月06日 | テレビ番組

アナザーストーリーズ 運命の分岐点』(以下:アナザーストーリーズ)は、NHK BSテレビ (以前は、総合テレビ) で、原則毎週水曜日 21:15~22:00に放送されているドキュメンタリー番組です。放送開始は、2015年(平成27年)4月1日。

 

 


この番組では、それぞれの人生が “運命の分岐点” を迎えた時を、映像や決定的瞬間を捉えた写真で、3つの視点から事件の “アナザーストーリー” に迫ります。


似たようなタイトルの番組としては、「アナザースカイ」 が、ありますが、内容は全く異なります。


現在のナビゲーターは、2018年11月から担当している女優の松嶋菜々子。初代が、女優・真木よう子。二代目は、女優・沢尻エリカ。


ナレーターは、放送開始から、俳優の濱田岳です。


毎週観ている番組ではありませんが、興味のあるテーマが放送された時には、チャンネルを合わせています。


そんな 『アナザーストーリーズ』 を、「隊長のブログ」では、これまでに七放送回分を、取り上げています。


詳細は、下記記事一覧をご参照下さい。

 

 

==「アナザーストーリーズ」 記事一覧 ==
 (放送日、タイトル)

1.  2016年10月5日 「タイガーマスク伝説」 

2.  2017年8月29日 「兵馬俑は見ていた」  

3.  2020年8月10日「ハドソン川の奇跡」

4.  2023年4月14日「高倉健と幸福の黄色いハンカチ」

5.  2024年2月9日   「韓国 ナッツリターン事件の衝撃」

6.  2025年4月30日   「山田太一傑作ドラマ 『岸辺のアルバム』 と多摩川水害」

7.  2025年5月7日    「世界がまだ見ぬボールパークを!日本ハム本拠地移転」

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テレビ Vol.649 『朝ドラ 「アンパン」』

2025年06月02日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第649回は、『朝ドラ 「アンパン』をお送りします。

 


『アンパン』は、3月31日(月)から始まった、NHKの2025年度前期「連続テレビ小説」 (通称:朝ドラ)です。


“朝ドラ” は、NHKで1961年から始まった、テレビ ドラマシリーズ。第1作の『娘と私』から、最新作『アンパン』まで、112作品が放送されています。


「隊長のブログ」では、“朝ドラ” を、これで35作品を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい 。 


現在の本放送は、NHK総合テレビ、BS、BSプレミアム4Kにて、毎週月曜日~金曜日に放送されています。隊長は、ロケシーンが美しく映る「BSプレミアム4K」の午前7時30分~7時45分の放送を観ています。


朝ドラには、二パターンが有ります。一つ目は、実在した人物をモデルに、その一生を描いた物語。二つ目は、原作もモデルもない、完全オリジナル作品です。


第104作の 『おかえりモネ』  から、第107作 『舞いあがれ!』 まで、四作連続でオリジナルドラマが放送されていましたが、第108作『らんまん』から第110作『虎に翼』 まで、三作連続で実在した人物をモデルにした作品でした。


前作『おむすび』がオリジナル作品。そして、本作は漫画「アンパンマン」を生み出したやなせたかし(1919年~2013年)と小松暢(のぶ)(1918年~1993年)の夫婦を、モデルにしています。


2025年後期『ばけばけ』、2026年度前期『風、薫る』、2026年度後期『ブラッサム』まで、実在した人物をモデルにした朝ドラの制作が発表されています。


隊長の私見ですが、朝ドラは実在した人物をモデルにした作品の方が、オリジナル作品より面白く、視聴率も良いようです。


脚本:中園ミホ


尚、「隊長のブログ」では、中園ミホさんの脚本ドラマを、これで六作品を紹介したことになります。詳細は、こちらをご覧下さい

 

小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶを演じるのは、今田美桜。やなせたかしさんを投影した柳井嵩(やない たかし)役は、北村匠海。


共演者:浅田美代子、吉田鋼太郎、江口のりこ、加瀬亮、原 菜乃華(はら なのか)、河合優実、竹野内豊、二宮和也、松嶋菜々子、阿部サダヲ、ほか。

 

 


語りは、NHKアナウンサーの林田理沙。


主題歌:RADWIMPS 「賜物」(たまもの)。

 

物語:昭和のはじめ頃、高知の町中をものすごい勢いで走る少女がいました。「ハチキンおのぶ」こと、朝田のぶ(子役:永瀬ゆずな)です。一方、幼い時に父を病気で亡くした柳井嵩(子役:木村優来)は、伯父の家に引き取られ、そこでのぶに出会います。二人を結びつけたのは、一個のあんぱんでした。


戦争の足音が近づく頃、女学校に通っていたのぶ(今田美桜)は周りと同様に、妄信的な軍国少女になっていました。やがて戦争が始まり、嵩(北村匠海)は出征。嵩は弟・千尋(中沢元紀)を戦争で亡くし、のぶも最愛の夫・若松次郎(中島歩)を亡くしました。


小学校の教師をしていた、のぶは戦争で全ての価値観が変わり、終戦後「何が正しいかは自分で見極めなければならない」と、新聞社に女性初の記者として就職。戦後、クズ拾いの仕事を辞めた嵩が新聞社に入社してきて、二人は同じ雑誌の担当に。


嵩は東京で漫画家を目指したい気持ちがありつつも、生活していけるか不安でした。のぶはそんな嵩に「あなたも後から来なさいよ。先に東京に行って待ってるわ」と告げ、新聞社を辞め上京。のぶを追いかけ上京した嵩と、六畳一間のオンボロアパートでの生活が始まります。お風呂はなく、トイレは共同。トイレの天井には穴があき、雨の日は傘をさして入らなければいけないが、晴れた夜には星が見える。そんな暮らしをおもしろがり、「どんな環境でも楽しめるこの人と一緒にいたい」と二人は結婚。『手のひらを太陽に』、『アンパンマン』が世に出るのは、まだまだ先のことです。。。

 

第46話(6月2日放送)までの感想:2014年度前期 『花子とアン』 以来、11年ぶり二度目の朝ドラの脚本を担当する中園ミホさん。実は、やなせたかしさんと文通していたことがある中園ミホさん、実績豊富なだけに、激動の時代を生きた二人の波乱万丈の物語を、見事に纏め上げています。


今年が終戦80年ということと、“アンパンマン”ができたのは、やなせさんの反戦への思いであることから、中園ミホさんは、日中戦争から太平洋戦争に至る過程を、丹念に描いています。特に、これまでの朝ドラにはなかった、主人公を軍国教師として取り上げてことは特筆です。


これから、戦争の激化と敗戦をどの様に描いてくれるか、興味を持って観たいと思います。


かっては  “新人女優の「登竜門(とうりゅうもん)」”  と呼ばれていた朝ドラのヒロイン役ですが、2015年度前期『まれ』の 土屋太鳳  から始まり、前作 『おむすび』の 橋本環奈まで、実績のある女優さんが起用されていました。


今回の今田美桜さんも、朝ドラ104作 『おかえりモネ』  に、主人公の同僚気象予報士役として出演するなど、経験豊富な女優さんです。3365人が応募したヒロインオーディションで選ばれたとのことですが、実績豊富な方が有利ですよね。


他の出演者も、ベテランから若手まで、実力派の方々です。子役では、のぶの少女期を演じた永瀬ゆずなさん、『監察医 朝顔』シリーズ  で、幼女の桑原つぐみ役だったのが、9歳となり、「ハチキンおのぶ」が適役と思わせる演技を見せるまでに成長しています。


のぶの母・朝田羽多子を演じている江口のり子さん。ほぼ毎日出番がある重要な役ですが、同時期に、『ソロ活女子のススメ5』 では主演、『対岸の火事~これが、私の生きる道!~」』 にも、レギュラー出演しています。


それぞれ異なる役柄を、見事に演じ分けています。


もう一人注目しているのが、朝田家でパンを焼いている“ヤムさん”こと、パン職人の屋村草吉を演じている阿部サダヲさん。これまでも、朝田家次女・蘭子(河合優実)の最愛の人・原豪(細田佳央太)が出征する時に、「無駄死にするなよ」と言ったり、陸軍への乾パン納入を拒否したりしていましたが、今日・6月2日に放送された第46話で、その訳が明かされました。

 


のぶの祖父・釜次(吉田鋼太郎)が、ヤムさんに乾パン作りを土下座までして頼んだ時に、その訳を明かしたのでした。銀座の「美村屋」(あんばんの元祖「銀座木村屋」がモデルと思われる)で修行中にもっと美味しいパンを焼きたくなり、密航船に潜り込んで、当時イギリス領だったカナダに渡ったのが運の尽で、イギリス軍の日本人義勇兵として、欧州大戦(第一次世界大戦)に徴用されてしまいました。


弾丸が飛び交うなか、塹壕の中で何日も何日も耐え抜いた時、極度の空腹には抗えず、倒れて動けない仲間の懐から奪ったビスケット、いわば乾パンを泣きながら食べたと語ったのでした。


さらに、風来坊のヤムさんが10年以上も御免与町にいた理由。それは、幼い頃の のぶ(永瀬ゆずな)に「おさらばらあて、嫌や!」と引き止められたからとも明かされました。


尚、阿部サダヲさんが主演する作品・番組を、これで13本を取り上げたことになります。詳細は、こちらの記事一覧をご参照下さい

 

今日(6月2日)から始まった『アンパン』第10週「生きろ」は、戦争がさらに激化し、小麦粉が配給になったことで朝田パンは閉めざるを得なくなる様子などが描かれていきます。

 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
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Vol.1 ~ 635 省略

Vol.636  2025/3/9     『ドラマ「御上先生」』 

Vol.637  2025/3/13   『A-Studio+ 「2024年11月~25年2月放送ピックアップ」』 

Vol.638  2025/3/28   『14年続いた「サラメシ」が終了

Vol.639  2025/3/31    『2025年冬の連ドラ総括』 

Vol.640  2025/4/7     『ボクらの時代「2024年9月~24年11月放送ピックアップ」

Vol.641  2025/4/16    『大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」

Vol.642  2025/4/20    『ドラマ「わが家は楽し」

Vol.643  2025/4/26    『ドラマ「晴れたらいいね」

Vol.644  2025/5/2     『ドラマ「対岸の火事~これが、私の生きる道!~」

Vol.645  2025/5/5     『こころ旅「2025年春の旅」田中美佐子が二代目ランナーに』

Vol.646  2025/5/11    『ドラマ「ソロ活女子のススメ5」

Vol.647  2025/5/17    『ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」

Vol.648  2025/5/26    『ドラマ「キャスター」』 

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