隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.601 『ドラマ 「海のはじまり」』

2024年08月02日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第601回は、『ドラマ 「海のはじまり」』をお送りします。

 

 


民放各局の7月から始まった “夏の連続TVドラマ(連ドラ)” 、多くの作品が放送されています。その中で隊長が初回から観ているは、五作品です。以前は、8本前後を観ていましたが、最近は事前の情報を元に、興味を惹くドラマだけに絞っています。


その “夏の連ドラ” を批評するコーナーの一作品目は、『笑うマトリョーシカ』 でした。


今日ご紹介する『海のはじまり』は、フジテレビ系列「月9」枠で、7月1日から放送開始されました。放送時間は、毎週月曜日の 21:00 ~ 21:54。


尚、「月9」の前々作は、『君が心をくれたから』  。


本作品は、人は、いつどのように “父” になり、いつどのように “母” になるのか。この時代だからこそ伝えたい “親子の愛” を通して描かれる“家族”の物語です。


脚本は、生方美久(うぶかた みく)の完全オリジナル作品。


生方美久さん脚本ドラマは、2023年10月期ドラマ 『いちばん好きな花』を、取り上げています。


主題歌:back number 「新しい恋人達に」。


物語の主人公となる月岡夏(つきおか・なつ)を演じるのは、目黒蓮。


共演者:有村架純、泉谷星奈(子役)、木戸大聖、古川琴音、池松壮亮 、大竹しのぶ、ほか。

 

 

 

あらすじ:大学時代に、ふとしたきっかけで付き合うようになった同級生・南雲水季(なぐも・みずき/古川琴音)と幸せな日々を送っていました。しかし、就職活動を迎えようとしていたある日、突然、彼女から別れを切り出され、そのまま2人は別れることになってしまいました。


それから7年がたち、恋人・百瀬弥生(ももせ・やよい/有村架純)と新しい人生を歩んでいた夏でしたが、大学時代の友人からの連絡で、水季が亡くなったことを知ります。別れを告げられて以来一度も会うことがなかったこともあり、その事実に実感が湧かないまま葬式へと向かった夏は、そこで海(うみ/泉谷星奈)という名の幼い女の子と出会います。その女の子が、水季の子どもだということを知った夏は驚きを隠せません。そして、彼女の母親・朱音(あかね/大竹しのぶ)から、自分が海の父親だと聞かされます。


水季が、自分の知らないところで、自分との間にできた子どもを生み、何も言わずにその子どもを育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年という月日に思いをはせ、ある決断をします。。。

 

 

7月29日放送・第5話までの感想:隊長のドラマに対する持論は、「原作のないオリジナル脚本の方が、面白くなる可能性が高い」ですが、本作品は持論通りの作品となっています。


生方さんの脚本は、勿論ですが、話題作となった2022年10月期『silent』と同じ目黒蓮主演、演出を風間太樹、そして村瀬健がプロデュースを務めるなど、チームワークの良さもヒットしている原因でしょう。


『silent』を思い起こさせるシーンが、いきなり第1話から登場したのには、驚きました。夏が暮らす街の設定として小田急線・経堂駅が映し出されました。『silent』で、同じ小田急線の世田谷代田駅が舞台となっていました。


『いちばん好きな花』の感想でも述べましたが、劇中で交わされるセリフが、自然体です。これも、スタッフが同じからでしょうね。


登場人物の殆どが、自責の念を感じている悲劇の主人公のように感じられます。その中で過去の中絶経験で苦しむ弥生の姿には、一番、胸が痛みました。有村架純さんの女優としての成長を感じました。

 

尚、「隊長のブログ」では、有村架純さんが出演する作品・番組を、これで12本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい  。


夏の娘を演じる子役の泉谷星奈ちゃんの表情と演技にも、涙が誘われます。

 


尚、『海のはじまり』次回・第6話は、8月5日(月)よる9時からの放送予定です。

 


 

 

==「テレビ番組」 バックナンバー 一覧 ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

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