隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

テレビ Vol.619 『ドラマ 「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」』

2024年11月04日 | テレビ番組

隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第619回は、『ドラマ 「潜入兄妹(せんにゅうきょうだい) 特殊詐欺特命捜査官』をお送りします。

 

 


民放各局の10月から始まった “秋の連続TVドラマ(連ドラ)”、今期も多くの作品が放送されています。その中で隊長が観始めたのは、五作品です。以前は、8本前後を観ていましたが、最近は事前の情報を元に、興味を惹くドラマだけに絞っています。


その “秋の連ドラ” を批評するコーナーの一作品目は、日本テレビ系列「土ドラ10」枠で、10月5日から放送開始された『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』です。放送時間は、毎週土曜日の 22:00 ~ 22:54。


尚、「土ドラ10」の前作は、『マル秘の密子さん』  でした 。


本作品は、父を殺した犯人に復讐を誓う兄妹が、身分を隠して犯罪組織に潜入して内側から壊滅を目指す、サスペンスドラマです。


脚本は、福田哲平 のオリジナル作品。


主役の潜入捜査官を演じるのは、竜星涼と、八木莉可子。


共演者:藤ヶ谷太輔、白石聖、桐山漣、黒谷友香、吹越満(以上:幻獣幹部役)、及川光博、徳井優、入山杏奈、半田周平、ほか。

 

 


第1話のあらすじ:5年前、警察官だった兄・渡良瀬貴一(竜星涼)は、高校生ながらホワイトハッカー大会で準優勝した妹・優貴(八木莉可子)を、父と共に祝うはずでした。しかし、父・貴司(半田周平)が正体不明の人物に殺害されてしまいます。母を早くに亡くしている兄妹にとって、父はかけがえのない存在でした。その父がなぜ殺されたのか? 犯人の動機は? 事件の日から笑顔を失ってしまった優貴のためにも復讐を誓う貴一は、犯人の手の甲に刻まれていた “鳳凰” のタトゥーを手掛かりに、その正体を追い始めました。


それから5年。警察を辞めた兄・貴一と、天才ホワイトハッカーとなった妹・優貴。兄妹がたどり着いたのは、あらゆる詐欺を手掛ける凶悪な犯罪組織『幻獣』。被害総額120億円以上。そのトップに君臨する “鳳凰” の正体を突き止めるため、兄妹は身分を偽って『幻獣』に潜入。組織の一員となって鳳凰に近づこうとします。


かつて父親を殺された兄妹が、巨大特殊詐欺グループを内側からぶっつぶす。バレたら一発、即ジ・エンドの潜入エンターテインメントが、開幕しました。

 

 

11月2日放送・第5話までの感想:隊長のドラマに対する持論は、「原作のないオリジナル脚本の方が、面白くなる可能性が高い」ですが、本作品はまさにその通りだと自画自賛しています。


同じ日本テレビ系列でのヒット作『大病院占拠』、『新空港占拠』と、同じ脚本家・制作スタッフが、本作品を手掛けていると言うチームワークの良さも、面白い所以だと思います。


本作は、三大連続ドラマ定番ジャンルの一つ、「警察・探偵系」に分類されると思いますが、単なる警察ドラマの枠を超えた、サスペンスとエンターテインメント性を兼ねたドラマに仕上がっています。(他の定番ジャンルは、「医療系」と「法廷・弁護士系(リーガル・エンターテインメント)」。


観始めた当初は、かなりバイオレンス度が高いドラマかと恐怖心を覚えましたが、直接的な暴力シーンを描くことなく、恐怖心を覚えるように見せる演出も、秀逸だと思います。


貴一は、妹思いの優しいお兄ちゃんなのですが、潜入捜査官だと悟られないように、凄みを見せる場面では、別人の様で、竜星涼さんの演技力の確かさに驚かせられます。さらに、手足が長くてアクションシーンがさまになっていますね。


妹・優貴は人見知りの性格なのですが、いざという時には、殺し屋に反撃する強い意志を持っています。その難しい役を、八木莉可子さんが、好演しています。


幻獣幹部役の五人も、今までのイメージを覆す “悪役ぶり” で魅せてくれています。

 

尚、『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』次回・第6話「兄妹、逢う。」は、11月9日(土)よる10時からの放送予定です。

 


 

 

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