2020年2月15日昨秋、大磯城山公園を訪ねて、吉田茂邸と庭園の
素晴らしさに感心しました。梅の木が多かったので、この季節に是非
もう一度訪ねてみたいと思っていました。
土日祝日は、お庭のガイドをお願いできるので、お天気も味方してくれて、
楽しい梅見の旅ができました。
正門から歩いて、兜門の前の紅白梅が丁度いい咲き具合
兜門をくぐったところ。軒先の切りかきがわかりますか?
故吉田茂(1878-1967)が晩年を過ごした邸宅で、焼失の後、再建されました。
手前の心字池がお気に入りで、朝の散歩にはいつもここを通っていたそうです。
この風景のようなところを「背山臨水」というのだと、ガイドさんが教えてくれました。
かつて七賢人(岩倉具視、大久保利通、三条実美、木戸孝允、伊藤博文、西園寺公望、吉田茂)
の写真が祀られていました。
サンフランシスコを向いて立つ吉田茂像 トレードマークの白足袋
安倍総理がこの間、「意味のない質問だよ!」とつぶやいて、問題に
なり、次の日「不規則な発言をしたことを、お詫びします」と、
謝っていましたが、解散にいたらなくてヨカッタですね。
私的な書斎 官邸直通の黒電話が置かれていました。⇑
寝室から眺めるお気に入りのしだれ梅 安田靫彦の富士山(複製)
吉田茂の大好きなものは、花と富士山のようです。
庭園には四季折々の花が咲きます。それも外交官時代に贈られたもの
が多くありました。富士山が大好き。吉田五十八設計の近代数寄屋建築
の新館の2階から、冬の間は特によく見えるそうです。(この日は薄かった)
庭園(入場無料、ガイド料1人百円) 吉田茂邸(五百円)
見学者の人数が少なかったので、庭園も茂邸もよく説明してもらいました。
その上、カメラはどこも許されました。