2019年1月19日 国立 西洋美術館で 「ルーベンス展」を見てきました。
明日で終わり、という日に友達にチケットを頂いて、見に行ってきました。
9:30開館で、9:15ほどに着いたのに、長い行列。美術ファンが多いのに驚きます。
天皇皇后両陛下もご覧になられたからかナ~。
ペーテル・パウル・ルーベンス(1577~1640)は17世紀バロック絵画を代表する
フランドルの画家です。王侯貴族やカトリック教会からの沢山の注文をこなすために
大工房を営み、「バロックの王者」と呼ばれました。
西洋美術館前の「ルーベンス展」の看板 《エリクトニオスを発見するケクロプスの娘達》
近くの上野の森美術館で開催されている、フェルメールは、「静かであっさり」しています
が、ルーベンスは、「こってり」していて、いかにも西洋絵画と言う感じの作風。
強烈な個性が感じられました。
そのあとで、近くのトーハクのミュージアムシアターへ行ってみました。
国立博物館・ミュージアムシアター
「風神、雷神図のウラ」 --夏秋草図に秘めた想いーー
トーハクの誇る重要文化財、江戸時代・19世紀の作品です。
東京国立博物館・東洋館 地下1階に、ミュージアムシアターがあります。
最新のバーチャルリアリティによるデジタルでの新しい文化財鑑賞方法を
見せていただけるものです。
1月2日~3月24日までは、「風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想いー」
バーチャルリアリティでひも解く、表と裏の秘密・・・です。
酒井抱一晩年の最高傑作の「夏秋草図屏風」は、抱一憧れの尾形光琳作の
「風神雷神図屏風」の裏に描かれていました。抱一は、地色に銀を用い、雷神の裏に
雨に濡れた夏草、風神の裏に風になびく秋草を、敬愛する光琳に向けて表現した・・・
ものと、教えられました。4kの美しい画面。説明する学芸員は、声も姿も美しい女性。
所要時間35分。料金500円で、常設していますので、足を運んで見てください。