花歩る木

山と旅がすきです

笠間(茨城県)の美術館

2012-11-17 10:52:30 | 美術館

11月15日茨城県の笠間へ行ってきました。

      人口7800人の町に美術館が4つもある町です。
      いつかは行きたい・・・が、是非行かねばに・・・盛り上がったのは
      BS「ぶらぶら美術館」を見たからです。

      日動美術館では、開館40周年「20世紀 フランス美術の栄光展」が
      開催されています。    ~11月25日(日)まで。

        
       左: 日動美術館入口           アンディ・ウオーホル 「C夫人像」
                                副館長の長谷川智恵子さんです。

      
      野外彫刻庭園  日本の具象彫刻界を代表する作家の作品が佇んでいます。

       
      企画展示館からフランス館への通路   ドアのノブは “本郷新” の作品

      2時間ほど見学して、昼食、笠間稲荷を拝観して
      日動美術館のPから車で10分の分館へ行きました。

      春風萬里荘(北大路魯山人旧居)

      北大路魯山人がアトリエとして使っていた建物を鎌倉から移築したもの。
      江戸時代中期の茅葺入母屋造りで、中には美術館の所蔵品が展示されています。

       
      春風萬里荘入口                先代・長谷川仁夫妻の佇む正面

      
       紅葉の太鼓橋を渡ると長屋門があります。

      
      3600平方mの敷地は広大な庭園になっていて、紅葉もすばらしいが、
      春の桜はどんなやら・・・と思われます。何しろ「春風萬里荘」ですもの。

      
      魯山人自身の設計になる茶室「夢境庵」

       
      石庭(枯山水)がありました。緋毛氈を敷いた濡れ縁でお抹茶を頂きました。

      車で10分ほどの“芸術の森公園”の中に、「茨城県陶芸美術館」があります。

      茨城県陶芸美術館
      
      平成12年に開館した「伝統工芸と新しい造形美術」をテーマにした県立美術館
      で、一般300円、70歳以上は無料という有り難い美術館ですよ。

      企画展 「明治・大正時代の日本陶磁」 輸出向けのゴテゴテ飾り立てた作品
            が多く、アールヌーボー?アールデコ?・・・ってあれですか?

      コレクション展 文化勲章受章者、人間国宝の作品を展示。板谷波山の展示コーナー
            に作品がかなり並んでいて、満足でした。
      

      笠間は、何という芸術度、文化度の高い、美しい町なんでしょう。
      菊祭りで町中に菊の花が飾ってありましたが、菊も芸術も香るすばらしい所でした。

                     
                                
                             


最新の画像もっと見る