2018年8月16日 井の頭線の下北沢に用事がありましたので、その前に時間を生かすべく
駒場東大前駅の民芸館へ行ってきました。
「書物工芸」 柳宗悦のコレクション、柳文庫の蔵書が主です。自著をはじめ柳が装幀に関わった
多くの書物が展覧されていますが、ケースの中の書物は字も絵も小さくて、私にはムズカシイ!
1931年に創刊された雑誌 「工芸」の装丁は凝っていて、本文中の小間絵もすべてが工芸品でした。
パンフレット 前回の特別展のポスター
前回展の継続で1階第3室に展示されていました。
色鮮やかで大胆な構図、型染めの第1人者油木沙弥郎
(ゆき・さみろう)の作品展で、95歳の今も現役で
創作活動を続けていらっしゃるそうです。
併設展の中では、何と言っても 「民芸運動の作家たち」 の部屋がうれしかったです。
お馴染みの民芸運動の濱田庄司、柳宗悦、河井寛次郎。 そして富本憲吉、バーナード・リーチがお仲間
テレビ「ぶらぶら美術博物館」より
写真は、今年4月、京都山崎にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」(⇐長い名前ダ) で開かれた
没後40年『濱田庄司展』の時の番組からです。
この展覧会がすんだばかりの時に、私は、大山崎を訪ねていて、駅で「休館中」を知りました。
特別展が無くても、建物や併設展を見せてくれればいいのに~~~ 泣きました。
この美術館には、大阪での民芸運動関係作品が沢山あり、その上安藤忠雄設計のモネの
『睡蓮』などが展示されている「地下の宝石箱」とよばれる部屋があります。
来年の京都の桜は、ここにスポットを当てたい
立秋とは名ばかりの猛暑が続いておりましたが、やっと夏日の範疇になって、
何とか出かけられるような 秋めいた気配を感ずるようになってきました。ヒドカッタネ