5月1日埼玉県、秩父の「羊山公園芝桜の丘」へ行ってきました。
「芝桜の丘」は秩父のシンボル、武甲山(1304m)の麓、羊山丘陵の斜面を
利用して様々な色の芝桜を組み合わせて植栽されており、文字通り「花の
パッチワーク」 でした。
西武秩父駅から歩いて30分ぐらい。
途中の羊山公園には、八重桜が今を盛りと咲き誇っていました。
曇り空ながら、武甲山も全容を見せてくれ、花と山を満喫できました。
「 ウコン」 という八重桜
さあ、いよいよ「芝桜の丘」です。
丘全体が、花の色を活かして、秩父夜祭屋台囃子手の襦袢模様を
かたどったものだとか。 下; 「雑草が増えると芝桜は負けてしまう」
ので草取り作業に精を出す陰の人たち
。
11時から、地元NPOのグループによる「秩父市街地のガイドウオーク」の
お誘いをうけて、芝桜の丘から町へもどり、2時間ほど歴史ある町を
散策しました。
秩父神社 町の銘仙やさん
国指定の登録有形文化財のたてものが、大正ロマンを感じさせる風情ある
通りになっています。右の蕎麦屋さんで解散後、遅いお昼を頂きました。
この町の今の自慢が1つ。落語家の「林家たい平さん」です。
秩父に生まれ育った生粋の秩父っ子。お花畑駅のすぐ近く、札所13番の
すぐ裏に今もお母さんが駄菓子屋さんを営んでいて、簡単にお会いできました。
77歳のお母さん、きれいでした。居間には両陛下の写真と海老名香代子さん
の写真が飾ってありました。
地元の人は、武甲山を「武甲山さま」 秩父神社を「神社さま」と呼んで
崇めています。昔は秩父夜祭の1週間は学校は休みだったそうで、祭りへの
意気込み、誇りには並々ならぬものがあり、うらやましく感じられました。
地場産のおいしいものが沢山ある、又行ってみたい町でした。