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すみだ北斎美術館

2017-09-19 16:12:33 | 美術館

9月18日台風が駆け抜けた快晴の朝。行ってみたいと思っていた墨田区の
      「すみだ北斎美術館」へ行ってきました。

      「大だるま製作200年記念 パフォーマー北斎、江戸と名古屋を 駈ける」
      と言う企画展です。     ~10月22日まで

      両国駅から北斎通りを歩いて10分。
      さほど大きくない公園の奥の敷地に美術館は建っています。思っていたより
      小ぶりです。が、全体がアルミパネルに覆われていますので、銀色に光っています。
      
      妹島和世さんの設計です。金沢の21世紀美術館(は、西沢立衛さんとの共作)を
      見ていますので、「やっぱりネ。そうだろうネ」・・・と言うのが感想でした。

      葛飾北斎(1760~1849)は、すみだの地で生まれ、およそ90年の生涯の
      ほとんどをすみだで過ごしながら、すぐれた作品を描きました。

      
       
       
                     ⇈ 入口   
   
      左: 美術館のロゴマークです。北斎の代表作である「富嶽三十六景 山下白雨」に描かれた稲妻を
          デザインしたもの。
      中: 展覧会のちらし
      右: トイレの入り口の壁絵になっていた北斎の作品 「諸国滝巡り」(下野・霧降の滝)

       
      3階のロビーに「パフォーマー・北斎になって見る」コーナーがあります。
      120畳のだるまの一部の上で、筆代わりの箒や墨桶が用意されています。
      かわいい女の子が北斎になっていました。

      今から200年前(1817)、葛飾北斎は、名古屋城下で「北斎漫画」宣伝のため、
     120畳大の大ダルマをえがくパフォーマンスを 開催したそうです。
     米粒に雀2羽の極小画も画いたそうです。


      朝早かったので、混雑もなくゆっくり拝見できました。
     展示品は、全体に小さく、画の細かさはびっくりするほどでした。
      
     すみだの誇り、日本の誇りを拝見してきました。



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