花歩る木

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映画「セザンヌと過ごした時間」

2017-09-10 14:05:25 | 映画 演劇

9月7日 雨なので、映画に行ってきました。
      Bunkamuraル・シネマで、「セザンヌと過ごした時間」が上映されています。
      11時からの第1回に間に合うように45分前に到着しましたが、
      大勢の人が待っていて、最終的には満席のようでした。

       

      フランスの画家、ポール・セザンヌは、ゴッホ、ゴーギャンとともに
      ポスト印象派を代表する画家として、《近代絵画の父》として有名です。

      物語は、誰もが名を知る芸術家二人(少年時代に出会ったセザンヌとゾラ)
      を主人公としながら、人生の歩み、創作の悩みなどを美しい故郷
      エクス・アン・プロヴァンスを背景にして、描かれる作品・・・かと
      イメージして行ったのは間違い。驚くほど人間臭く、不器用な男たちの
      互いを傷つけあいながらの、男の友情(と別れ)の物語でした。
      
      もっと、冷静で哲学的な人かな?…と、思っていましたけど。
      強烈な個性を持つセザンヌの姿が描かれていました。

            

      南仏、エクス・アン・プロヴァンスは、17~18世紀の街並みが残る
      美しい街。世界遺産に指定されています。5年前に、この町とセザンヌの
      アトリエ、サント・ヴィクトワール山を訪れましたが、その総決算として
      もう少しやさしい、セザンヌの光に満ちたシーンを見たかった・・・
      と思うばかり。



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