2月1日東京国立近代美術館の月1回のハイライトツアーに参加して
そのあと皇居一周をしてきました。
平川門から入って、東御苑をちょっと覗いて北桔橋門から近代美術館へ。
梅林坂の梅が早くも咲き始めており、春の香りが漂っていました。
椿ではないな~と思ったら、「ハルサザンカ」 北桔橋門から見た近代美術館
東京国立近代美術館
先週も平日に常設展を見に行ってきました。
が、この日は、月に一度、第一日曜日に「ハイライトツアー」があって、
11:00~12:00の1時間にボランティアガイドさんが10点の絵の作品解説を
してくれます。 割とお若い人が15~6人はいましたね。
みなさん美術が大好きで、興味津々なお顔がガイドさんを喜ばせていました。
(フラッシュを使わなければ、写真を撮ってもいいそうです)
和田三造 「南風」 佐伯祐三
藤田嗣治の戦争の絵
昭和18年5月、アリューシャン列島のアッツ島で、日本の守備隊が全滅した事。
昭和19年7月、サイパン島で、女性や子供など民間人が崖から身を投げて
自決した出来事を描いたものなど。
ポール・セザンヌ 《大きな花束》
昨年の11月に新しくコレクションに加わった作品が、公開されていました。
40号の大きさで、なんと20億円だったそうです。 色合いはセザンヌの物ですが、
彼が50代の頃にこんな作品をかいていたとは…? あのアトリエで?
ガイドさんに教えてもらって、気が付くほど静かな作品でした。
絵の前には、椅子も用意されていますので、ゆっくり相対してみるべきです。
当然のことですが、どの絵も全部、本物なのです。
どんな気持ちで作者は描いたのだろう・・・と創造するだけでも贅沢で
豊かな気持ちになります。
真っ青に晴れた1日でしたが、北風の寒い日でした。
皇居一周のマラソンランナーが途切れることはありませんでした。