花歩る木

山と旅がすきです

韓国 1

2011-10-17 14:32:17 | 

  10月1~5日 韓国を旅しました。

   いつかは行かなくちゃ・・・と思っていた韓国へ、
   「8つの世界遺産と2つのお祭りを訪ねるデラックスの旅」という企画を
   見つけたので、参加してみました。
   参加者は18人。だんだんわかってきたのですが
   女性13人のほとんど(私は蚊帳の外)が「韓流ドラマ」の大フアンでした。

   10月1日 
    羽田から出発。2時間でソウルの金浦航空着。東京とほとんど変わらない爽やかさ。
    現地ガイドさんは 朴 美京さんというアラフォーの女性。
    韓国の苗字では 1に金(キム)さん、2に李(イ)さん、3に朴(パク)さんで 45パーセントを占めるそうで、
    道端で「金さ~ん」なんて呼ぶと、半分以上の人が振り返る・・・と言われるほど。
    だから韓国では人を呼ぶときはフルネームで呼ぶ場合が多いそうですよ。

    最初に行ったのは 世界遺産・昌徳宮(チャンドックン)
    1405年に造営された宮殿で、13代、約270年間、政務がとられた王の御所です。
    裏庭は韓国を代表する美しい庭園があって、
    「宮廷女官チャングムの誓い」のロケ地として使われた庭園が有名ですが、
    見る時間はありませんでした。

    韓国
    
                        右下の四角を押して大きい画面にして見てください。
                        もどすときはESCを押してください。

   10月2日
    ソウル市内の世界遺産・宗廟見学。
    歴代の王と王妃の位牌があるところです。
    (政略結婚で)日本から嫁入りした李方子さまの位牌も祀られています。
    日本語での専門ガイドさんは、韓国美人で、声もよく、とても優秀。見とれてしまいました。

      李方子(まさこ)さま
         「朝鮮王朝最後の皇太子妃」の物語をドラマでずっと前に見たのを思い出しました。
         方子さまは梨本宮家出身で、父方従妹に香淳皇后、母方従妹に秩父宮勢津子妃。
         方子様も昭和天皇の有力なお妃候補だったそうです。
         政略結婚で韓国の皇太子に嫁ぎ、数奇な運命に翻弄されながらも
         夫への愛と献身を貫き、晩年は韓国を祖国として不幸な子供たちのために
         福祉活動に専念し、今 韓国に眠っていらっしゃいます。


    昔、秀吉が攻め込んだこと、大正から昭和にかけて韓国が日本の支配を受けていた
    ことは、韓国人にとって想像を絶する屈辱だったと思います。
    方子様のような方がいらして、韓国人の尊敬をあつめておられるのは
    日本人として胸なで下し、誇らしく思えました。

                                                  つづく


最新の画像もっと見る