花歩る木

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入江一子シルクロード記念館 (東京・阿佐ヶ谷)

2017-06-29 15:05:12 | 美術館

6月25日入江一子シルクロード記念館へ行ってきました。

           101歳の入江一子さんの、シルクロード記念館が杉並区阿佐ヶ谷にあります。
      以前、大村智先生(ノーベル賞受賞・女子美名誉理事長)の所蔵する女子美卒画家
      の
展覧会に行ったときに 初めて入江一子さんの作品に触れました。

      今回は、NHKの日曜美術館で放送があったので、入江さんのアトリエ兼住まいが
      展示場になっている記念館を訪ねました。
      記念館は、JR阿佐ヶ谷駅北口から約10分の分かりやすい所でした。

          

       入江さんが居間からお顔みせに

      
      今秋に出品する製作中の大好きな花の作品
      
      旅行中に集めた人形などが飾られているコーナー

      シルクロード

     
      「トルファン祭りの日」 シルクロードを描いた傑作と言われる画
          
      「敦煌・莫高窟」 入江さんが一番行きたかった所
      
      中国・四姑娘山(スークーニャンシャン)

      
      「青いケシ」 立川の中央病院のエントランスホールに飾られてあります

      
      入江家の居間
       お話をしてお帰りです

      101歳の入江さんが、来場者に挨拶にいらっしゃいました。
      お声も大きくはっきりしと、滑舌はなめらかで、耳は全く問題はなく、にこにこして
      楽しそうにお話をしてくださいました。骨は丈夫で「階段から落ちてもなんともなかった」
      ・・・と、
付添いの人の話。  お肉が大好物だそうですよ。

      一世紀ちかく、毎日絵を描いたそうですが、今、絵がだんだん描けるようになってきて
      命がけで描いています・・・と。
      
      50歳を過ぎてから毎年シルクロードへ出かけ、約40年間毎年200号の絵に仕上げたそうです。

      
      72歳で「青いケシ」を描きたくて、中国・四姑娘山(4,000mの高地) へ出かけられたそうで、

      「一世紀」の重みが感じられました。           

      

      



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