6月25日入江一子シルクロード記念館へ行ってきました。
101歳の入江一子さんの、シルクロード記念館が杉並区阿佐ヶ谷にあります。
以前、大村智先生(ノーベル賞受賞・女子美名誉理事長)の所蔵する女子美卒画家
の展覧会に行ったときに 初めて入江一子さんの作品に触れました。
今回は、NHKの日曜美術館で放送があったので、入江さんのアトリエ兼住まいが
展示場になっている記念館を訪ねました。
記念館は、JR阿佐ヶ谷駅北口から約10分の分かりやすい所でした。
入江さんが居間からお顔みせに
今秋に出品する製作中の大好きな花の作品
旅行中に集めた人形などが飾られているコーナー
シルクロード
「トルファン祭りの日」 シルクロードを描いた傑作と言われる画
「敦煌・莫高窟」 入江さんが一番行きたかった所
中国・四姑娘山(スークーニャンシャン)
「青いケシ」 立川の中央病院のエントランスホールに飾られてあります
入江家の居間
お話をしてお帰りです
101歳の入江さんが、来場者に挨拶にいらっしゃいました。
お声も大きくはっきりしと、滑舌はなめらかで、耳は全く問題はなく、にこにこして
楽しそうにお話をしてくださいました。骨は丈夫で「階段から落ちてもなんともなかった」
・・・と、付添いの人の話。 お肉が大好物だそうですよ。
一世紀ちかく、毎日絵を描いたそうですが、今、絵がだんだん描けるようになってきて
命がけで描いています・・・と。
50歳を過ぎてから毎年シルクロードへ出かけ、約40年間毎年200号の絵に仕上げたそうです。
72歳で「青いケシ」を描きたくて、中国・四姑娘山(4,000mの高地) へ出かけられたそうで、
「一世紀」の重みが感じられました。