12月5日 「カンデンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展を
汐留の「パナソニック 美術館」で見てきました。
カンデンスキーの習作(カーニバル・冬) ジョルジュ・ルオーの(ヒンデンブルク)
毎年3回行われる美術の市民講座で、今年は「20世紀に親しむ」がテーマでした。
講師は、斎藤陽一先生(美術史研究科・元NHKプロデューサー)で、分かりやすく、
ユーモアたっぷりの語り口で美術の勉強を楽しませていただいています。
今秋は、マティス、ルオー、カンデンスキーの3日間でした。丁度講座が終了後に
この展覧会を見に行けるようになって、本物に対峙できるいいチャンスでした。
カンデンスキーは、抽象絵画の創始者と言われ、ルオーは、20世紀フランス
最大の宗教画家と言われますが、色彩と形に苦悩したようでした。
抽象画は、どう見ても、「感動した、とか、好きだ!」・・・という感想は持てない
私ですが、先生は、抽象絵画は、日本の床の間にも、和室にも似合いますから
生活の中に取り入れてみては、、、、?、、、、とおっしゃっていました。