花歩る木

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ダリ展・国立新美術館

2016-11-16 11:57:03 | 美術館

11月17日国立新美術館へ 「ダリ展」を見に行ってきました。
   
      「ダリってダリ?」 ・・・というダジャレではじまる画家です。
      サルヴァトール・ダリ(1904~1989)は、20世紀のシュール・レアリスムを
      代表する画家で、スペイン・カタルーニャ地方で生まれました。 

       
       新国立美術館前のダリ展の看板

      ダリは裕福な家に生まれたが、上の子が2歳で死んだあと、サルバドールという
     同じ名前をつけられ
幼少年時代は内向的、わがまま、神経過敏な子供でこの
     体験や環境が、のちの絵画に色濃く反映
 している・・・と言われます。

       
       好きだった画家 ラファエロ              「ラファエロの首をした自画像」

       
       24~5歳でパリでシュール・レアリスム運動に加わり、仲間の一人の夫人と駆け落ちして結婚する。
       ガラは打算的で、浪費家、若い男を沢山作るが、ダリにとっては“守護神”だった。

       「記憶の固執」
       社会の適応力が欠如したダリがガラと出会ってヒステリー症状が終った。
       そして、代表作が次々生み出されていく。

        
             静物(スイカ) 1924年 20歳 ピカソ風(?)     アメリカに渡って宝飾デザインもする
                  
       

         
       「ポルト・リガートの聖母」 46歳
       スペインへもどって画いた。モチーフは宗教画、
       聖母をガラと見立て、キリストは自身かも?
       
       
       ダリ劇場美術館

       会場には映像作品「アンダルシアの犬」と言うのも見ましたが、  これは 何! 
      現実にはありえない、ダリ・ワールド を見ました。

      「あなたは天才!」とダリをはげまして画を書かせてきた10歳年上のガラの手
      腕が
20世紀のシュールレアリズムの天才画家を生んだんでしょうか?