花歩る木

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ホテルオークラ・記念特別展

2014-08-15 13:30:43 | 美術館

8月14日 ホテルオークラでの記念特別展 を見てきました。

      「日本の美を極める」 という
      「第20回 秘蔵の名品 アートコレクション展」 がホテルオークラで
      開催されています。   8月8日~8月31日まで

      メセナ活動の一環として、チャリティーイベントの日本画の美術展。
      普段はめったに鑑賞の機会が少ない企業・団体・個人が所有する作品が展示されています。

      「日本の美を極める]というタイトルが示すように、「近代絵画が彩る四季・花鳥・風情」
      というキーワードに沿って、約80点が展示されています。

     
      四季

            
       
      横山大観 「夜桜」 (左そう)
      1930年ローマで開催された「日本美術展覧会」に出品された大観のこん身作。
      琳派を思わせる装飾的技法によって、見事に描き出されていて、
      世界に向かって「日本の美」をアピールした作品。

      
                                             東山魁夷 「渓音」
 
      ギャラリートークでの 学芸員さんは、
      個人的にはこの絵が今回の目玉だと説明された
 
      眺めていると滝の音が聞こえてくるようだ…と。

     「風情」

      上村松園 「春宵」

     不動の人気を誇る上村松園 をはじめ、 
     池田蕉園、島成園 の作品があり、 三園と呼ばれたとか。
      
     さり気ない仕草や奥ゆかしさは、 「風情」を感じますね。


      企業文化交流委員会が主催するホテルのチャリティー絵画展。 今年は20回目でした。
      3時からのギャラリートークでは、若い美人の学芸員さんが主な作品の解説をして下さり、
      絵の見方、感じ方に アドバイスを頂きました。
      もう一回りしたかったけど、会場はかなりの人、友達と2人で雨の中帰りました。