8月14日 ホテルオークラでの記念特別展 を見てきました。
「日本の美を極める」 という
「第20回 秘蔵の名品 アートコレクション展」 がホテルオークラで
開催されています。 8月8日~8月31日まで
メセナ活動の一環として、チャリティーイベントの日本画の美術展。
普段はめったに鑑賞の機会が少ない企業・団体・個人が所有する作品が展示されています。
「日本の美を極める]というタイトルが示すように、「近代絵画が彩る四季・花鳥・風情」
というキーワードに沿って、約80点が展示されています。
四季
横山大観 「夜桜」 (左そう)
1930年ローマで開催された「日本美術展覧会」に出品された大観のこん身作。
琳派を思わせる装飾的技法によって、見事に描き出されていて、
世界に向かって「日本の美」をアピールした作品。
東山魁夷 「渓音」
ギャラリートークでの 学芸員さんは、
個人的にはこの絵が今回の目玉だと説明された
眺めていると滝の音が聞こえてくるようだ…と。
「風情」
上村松園 「春宵」
不動の人気を誇る上村松園 をはじめ、
池田蕉園、島成園 の作品があり、 三園と呼ばれたとか。
さり気ない仕草や奥ゆかしさは、 「風情」を感じますね。
企業文化交流委員会が主催するホテルのチャリティー絵画展。 今年は20回目でした。
3時からのギャラリートークでは、若い美人の学芸員さんが主な作品の解説をして下さり、
絵の見方、感じ方に アドバイスを頂きました。
もう一回りしたかったけど、会場はかなりの人、友達と2人で雨の中帰りました。