8月3日(日)姫神山に登りました。 山好き7人で新幹線に乗って。
姫神山(1123m)は石川啄木の故郷の山で、美しい三角形を描く
岩手の名峰と言われています。啄木の 「ふるさとの山に向かいて
いうことなし。ふるさとの山はありがたきかな。」 ・・・の「山」は
西に岩手山、東に見える姫神山だと聞いていました。
その上、誰でも登れる、多種多様の花が咲き誇り、自然のうつくしさが
堪能できる・・・なんて聞くとイメージがふくらんで、絶対行かなくちゃ!
と思っていた山でした。
盛岡から いわて銀河鉄道 にのって 好摩駅に向かいました。
一つ手前が 「しぶたみ」 石川啄木の生まれ育ったところです。
好摩駅からタクシーで20分。一本杉登山道入り口です。
山頂です。単独峰なので360度の展望でしたが、岩手山はかすんで
見えませんでした。
いわて銀河鉄道・好摩駅から望む、姫神山
長く裾野をひいた山容は優雅で一度はのぼってみたい山でした。
ところが、八合目くらいまではほとんど階段。それ以降は登頂者を
圧倒する巨石群が山頂を覆っていました。クルシイ! キビシイ! 山でした。
大昔、姫神山は岩手山の妻だったそうですが、岩手山が早池峰山に心ひかれて
いざこざがあったそうなんです。姫神さんは、姿形は美しいけれど、中身はとてつもなく
手ごわいところが、岩手山の浮気の原因だったんじゃないの?
この日は、岩手で、今年一番暑い日だったようです。
秋田県 乳頭温泉泊まり