花歩る木

山と旅がすきです

小田原、熱海の旅

2014-02-02 13:39:32 | 

1月27,28日 小田原、熱海を旅行しました。
     
          郷里の中、高時代の友達5人で、何年ぶりかのお泊り旅行。
      その中の1人は沖縄からの上京中で、それをきっかけに忙しい人、
      腰の重い人 をせっついて計画した旅でした。

      泊まりは、山仲間のTさんが懇意の熱海の保養所をお世話してくださったので
      小田原と熱海をゆっくりと廻ることにしていました。

      小田原は、「松永記念館」

      
      土塀に囲まれた先に入口があります。
       
      早咲きの梅が春を告げています。  老欅庵の中。
      
       お庭からみた老欅庵
      松永耳庵さん

松永記念館は、小田原市郷土文化館分館として
無料で公開されています。

日本の電力事業に貢献した電力王、電力の鬼
ともよばれる松永安左ヱ門の邸宅です。

号を耳庵(じあん)と称し茶の湯の世界では
最後の数寄茶人として有名な方です。
 
因みに、益田鈍翁(三井物産の創業者)
原三渓(財界人で三溪園を造った人)との3人を
「近代の三茶人」と言われています。








      この日の5人は、多少お茶の心得がある人達なので、
      ボランティアガイドさんの説明にも助けられて、かなり興味を
      持ってくれたようで私も鼻が高かったです。

      午後は熱海へ行き、
      起雲閣 を訪ねました。

       
      起雲閣 入口              「麒麟の間」 の群青の壁
       
       洋館「玉姫」の間           ローマ風呂
      
      庭園は、「鉄道王」の異名を持つ根津嘉一郎の手により整えられた
       もの。

      保養所はこの夜私達5人の貸切、見事なお料理が並びました。
      下手な私の写真では写しきれなくて残念ながらあきらめました。

      1月28日

      熱海梅園と糸川の熱海桜を見る予定でしたが、梅はまだ1分咲きだというし、
      風もあったので、小田急線秦野にあるそば打ちに計画変更しました。
      急なことなのに、あのTさんを煩わせて無事に実行できたんだから

      あつかましくも楽しい旅でした。
                              ありがとうTさん。