2月14日 映画 「三丁目の夕日 ’64」 を見てきました。
「三丁目の夕日」のシリーズ三回目の作品だそうですが、
一度は見てみたいと思っていましたので、友達と新宿で会いました。
古き良き昭和の時代、東京オリンピック開催に日本中が熱狂した
昭和39年を背景にした物語でした。
「世界中の青空を東京に集めたような、今日の空」(?)にブルーインパルスが
五輪を描いたのを見る主人公ファミリー。
茶川竜之介(吉岡秀隆) は、売れない小説家。三流少年誌で児童小説を
連載中だが、新人作家(実は、血縁はないが、息子同様に育てている子。左の子)
の小説に人気を奪われ、打ち切りの危機に瀕している。
生活は妻(小雪)の収入に頼っており、ヒモ状態。
向いの「鈴木オート」のみなさん。
東北から集団就職で東京に働きにきて、鈴木家の娘同様に可愛がられている、
堀北真希の結婚式の日。
この映画に出てくる俳優さんたち、みんな素晴らしかったです。
心に響くセリフも多く、
堤真一 「この辺全部焼け野原だったんだぞ・・・食うものも何もなくて・・・
それがどうだ、ビルヂングがどんどん出来て、世界一の東京タワーが
出来て、とうとうオリンピックだぞ! 」
小雪 「宅間先生がね、幸せってなんだろうって言ってたんだ、お金持ちになるとか、
出世するとか、そういう事じゃないんじゃないかって。 私 幸せだよ。」
3Dで見ましたが、東京タワーの俯瞰の映像がよかった。
茶川が実家に帰省するために乗る中央線をバックに、無数の赤とんぼが
飛び交うシーンが、あの時代をなつかしく思い起こさせました。
あとは、3Dでなくてもよかったナ。(入場料1500円←普通は1000円)
夕日町三丁目で、いつも変わらぬ人情味あふれるやりとりが交わされていて、
悪人は登場せず、こんな人たちがまだどこかにいるはずだ・・・と
「人っていいよね。」・・・と思わせる あたたかさに溢れていました。
東北の被災地の方々に見ていただきたいな。。。 と思ってしまいました。