花歩る木

山と旅がすきです

京都 大阪の桜旅 1

2011-04-17 14:03:06 | 

            4月13,14,15日に 京都、大阪の桜を見てきました。
              京都の寺社を彩る桜、大阪の造幣局の桜の通り抜け、
              時期に恵まれてみごとな風景を見てきました。

              パソコンの具合が悪くて、3日間のレポートをアップしたのに
              題名だけ残して全部無くなってしまいました。
              ガッカリしましたが、もう1度思い出して、新しいパソコンで
              挑戦してみます。                                 

                                                    
 4月13日 平安神宮と原谷苑の 枝垂れ桜

   新幹線で10時過ぎに京都につきました。
   駅の観光案内で、桜の咲き具合を教えてもらい、2日間乗り放題の切符を買って、
   バスで先ず 平安神宮へ向かいました。
 
     

  

  

  

  

   

   京都の桜で一番見たいのは 平安神宮 神苑の枝垂れ桜です。
   映画「細雪」に登場する圧倒的に強烈なあの枝垂れ桜の場面を
   見た人は忘れることは出来ないんじゃないでしょうか?
   平安神宮の朱塗りの建物と、それと同色系統で少し色が薄い桜色との
   コントラストに、京都の雅を感じさせられました。

                              
  
   午後、「仁和寺」から山を越えて、「原谷苑」まで40分歩きました。

  

  

   

  
  
  


   「細雪」の冒頭に出てくる花見の場面は、「原谷苑」だったそうです。
   雨上がりの午後、4姉妹と次女の夫は 桜を愛でつつ散策し、
   「雨が降っても、槍が降っても、京都の桜でのうては花を見た気がせえしません」
   と劇中で語らせるのです。
   美しい女優達(岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、小手川祐子)
   美しい着物、上品な関西弁。
   谷崎潤一郎の代表作を市川こん監督が映画化したものでした。

   原谷苑は、金閣寺より衣笠山を超え、又、仁和寺より山を越えた
   中間の洛北 原谷の地にある個人所有の桜苑です。
   (季節限定 入場料1200円~1500円)
   昭和32年から丹精した20数種の桜とつつじ、レンギョウなどが
   春を歌い上げます。福島の花見山に似た生い立ちですが、
   俄然 数千本の枝垂れ桜が 天から滝のように降り注ぐ様は見事なものでした。 
   京都の 桜の隠れ里 という感じでしょうか。