8月28日 北八ヶ岳を歩いてきました。
市の行事「北八ヶ岳自然散策」に参加しました。
前日の泊まりは長野県にある 市の山の家 でした。
ここに泊まってみるのも、今回の目的の一つ。
きれいで、食事がおいしくて、安い!
清里方面の山とつなげて、個人的にまた来たいと思いました。
28日朝、バスで麦草峠へ行き、ガイドさんと合流してスタート。
麦草峠→ 雨池→ 縞枯山荘→ 坪庭→ ロープウエイ(下山)
・・・というコースでした。
八ヶ岳は中間にある夏沢峠によって、八ヶ岳(南八ヶ岳)と
北八ヶ岳に分けられます。南八ヶ岳は岩稜連なる厳しい山なのに、
北八ヶ岳はオオシラビソやコメツガなどの濃い樹林に覆われています。
サルオガセです。針葉樹に着生して、1mほどに伸びるものも
あります。又の名を おじさんのひげ と言うそうです。
ダケカンバの木肌です。ぷくぷく膨れている所がありますが、
この中の液ににフィットンチットが入っています。
フィットンチットは 「森林の香り」 として、体をリフレッシュさせてくれるだけでなく、
抗菌、防虫、消臭 などの働きがあり、人に有益ですが、
虫はキライなため、自分を守るための秘密兵器でもあるそうです。
水を飲みにくるシカの足跡です。左はヒズメがはっきり分かります。
雨池(2325m)です。噴火口に雨がたまってできた池です。
お盆に水をのせたような浅い池で、日照りが続くと干上がっていきます。
北八ッで、2番目に大きな池ですが、今はシカも人も通れます。
縞枯山荘付近の森です。縞枯現象がはっきり見られます。
縞枯現象は亜高山帯の針葉樹である、シラビソ、オオシラビソに
見られる現象で木々が立ちかれたり、倒れたりすることによって、
遠くから見ると縞状の模様に見えるのです。
成因はよく分からないらしく、謎を秘めた独特の縞模様です。
北八ヶ岳は深々とした樹林帯です。池や草原のおかげで、
時々陽の光を浴びる程度、ひっそりと思索にふける山歩きが
好きなくろうとの山だと思います。
素人は展望がスキ! お花がスキ!
お花は何にも ア・リ・マ・セ・ン でした。
山の家の前に咲いていた月見草